「『イムジン河』が名曲すぎる」パッチギ! 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
『イムジン河』が名曲すぎる
『イムジン河』の場面が素晴らしくて2回あってどっちも泣いてしまう。特に2回目はクライマックスで、ラジオ局のプロデューサーとディレクター、出産、川原での乱闘といったいくつもの戦いがクロスオーバーしながらの演奏なので、ただでさえ名曲なのに、反則すぎる。
空手家のケンカの強さが、金属バットのヤンキーと同程度という描き方がとてもよかった。
笹野高史さんが葬式で塩谷瞬に民族の苦難を訴えてしかりつけるのだが、いくら辛くても塩谷に罪があるわけでもないので、子供相手に大人気ないと思った。
それにしても今、2012年に見返すと意味がいろいろと変わりすぎていて、気になるところがありすぎる。
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