1リットルの涙のレビュー・感想・評価
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胸が熱くなり、考えさせられました。 電話をかけたいのに、番号を押す...
胸が熱くなり、考えさせられました。
電話をかけたいのに、番号を押すのが遅いため、かけることができないこと、電動車椅子が充電切れになるところは涙しそうになりました。
人のために何かしたい
拙ブログより抜粋で。
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亜也を演じた若干二十歳の新鋭・大西麻恵の圧倒的な熱演も特筆に値する。
予想はしていた。そもそもこの映画を観ようと思ったのは、劇場ポスターにも使われている車に乗った彼女が涙をこらえて手を振る写真を目にしたからにほかならない。
その表情だけで涙を誘う彼女の力演は、予想以上に素晴らしく、今は亡き亜也さんの輝くほどの人間的魅力を見事にスクリーン上に蘇らせた。
亜也の生きることへのあくなき姿を真摯に映像化してみせたこの映画の終幕には、日記の最後の一ページをめくったような、何ともいえない余韻が残る。
いくらでも劇的なクライマックスに盛り上げられるであろう永遠の別れで締め括られるその終幕は、意外なほどにあっけないのだが、それは亜也が一途に望んだ「人のために何かしたい」との望みを実現させた映画の幕切れとして正しい選択だったと思う。
そう、この映画は、障害者・木藤亜也を材料にしたお涙頂載映画ではない。短い一生を懸命に生きた人間・木藤亜也から託されたメッセージそのものの映像化なのだから。
断トツの主演女優賞!
映画は楽しむだけのモノじゃない…。改めて強くそう感じました。
ストーリー展開や演出がどうしたとか、音楽がどうだとか、そんな見方の作品ではなく
真実の記録として、ドキュメンタリーとしてたくさんの人に知って欲しい作品です。
原作がヒットしてドラマ化もされて話題となっていましたが
恥ずかしながら題名は聞いたことあるけど内容は知らず、今回の映画が初見でした。
「不幸じゃない、不便なだけだ。」
難病によって徐々に歩くことも立っていることさえ出来なくなっていく
主人公の少女の純粋な気持ちや苦悩がストレートに描かれていて
それを演じる主演の女優さんの演技がとにかく圧巻!(多くの方のレビューも物語ってます)
それに脇を固めるお母さん、パン屋のおばさん、学校の先輩、同級生…
演技派ばかりのキャスティングではないけれど、みんなそれぞれ個性を発揮して
いい味を出しています。
普段の生活では病気や障害を持つ方と接する機会もない自分が
ほんの少しでも理解するキッカケを与えてくれた貴重な作品。
一人でもたくさんの人に、できればより若いうちに観て欲しい映画です。
追記になりますが、主演している大西麻恵さんのその後が気になります。
本作まで全く知らなかった女優さんでしたが、ひた向きな体当たりの演技にとても好感が持てました。これからの更なる活躍を期待したいと思います。
※他サイトより転載(投稿日:2008/02/01)
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