殺人蜂 キラー・ビー(2005)のレビュー・感想・評価
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『ご用とお急ぎでなくても鑑賞には覚悟が必要』
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自宅にて鑑賞。蜂によるアクション・サバイバル。作り手のセンスが窺える只管退屈なだけの導入部~まさかこの儘ではと思っていたら、正にそのまさかの儘、終了を迎えた。気持ちいい位、バタバタと人が地味に死んで行く単純な流れ。何度か蜂の視点と思わしきアングルやカメラワークがインサートされるが、複眼なのでこうは見えていない筈。ご贔屓の出演者が出ているとか、ロケ地に所縁があるとか、余程の暇を持て余している等、何らかの動機でもない限り、観続けるのが厳しい程、見せ場が少なく起伏の乏しい展開。出来る事なら再鑑賞は御免蒙りたい。25/100点。
・不勉強でよく知らないが、“緑山ガールスカウト同好会”の没個性な面々、頑張ってるのは伝わったが、空回りしてる感もひしひしと画面から滲み出ていた。後半、(山道を)迷ったんじゃないと云い乍らも山小屋へは直行する矛盾した物云い。他にも矛盾した言動やイマイチよく判らない振る舞いが度々あった。
・意味有り気な柳蘭が何かの布石かとも思ったが、単純にハーブティーにしたいだけと中盤以降、全く触れられなくない。取り留めの無い儘にドンドン進行して行き、ラスト迄、乗り切れず終わってしまった。蜂の描写も地味目で終始、見劣りしてしまう。向き合い、正面切って闘う訳でもなく、逃げるが勝ちとばかりの防戦一方でお茶を濁すのみと云った淡々と進む流れには、ホラーと呼べる程の怖さや悍ましさも無く、臨場感も余り感じられなかった。
・鑑賞日:2019年4月26日(金)
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