「ラストがどうも。」隣人13号 ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストがどうも。
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中まで何の映画か判らないまま観ていて、やっとこの映画は、
狂気を描いているんだ、と思っていたら、
最後の最後にリセットですか。
「子供を殺す」という、あまりにも後味の悪い展開を ごまかす為に、
「嫌なことにも反撃する勇気を持てば、未来を変えられる」
みたいなメッセージを後付けで強引に入れたような。
でも、ラストシーンの男の子に、何故、火傷の跡が無いんだ?
という事は、これは十三の造った世界という事になるのかぁ?
最後シーンは、獅童の「十三」を小栗の「十三」が抑え込んで、
獅童の「十三」を大人しくさせ、自らが望んだ世界を
小栗の「十三」が作りだした。
だから、忌まわしい舞台のアパートも解体させた。
と、無理やり解釈することにしよう。
ということは、「狂気」を経過した後の世界であって、
過去に戻った訳ではではない。
今後も根源に「狂気」が居座り続けるのだろうか
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