劇場公開日 2005年5月21日

「森本レオ扮する精神科医の講義から始まる。フェチその他の異常行為。いきなり惹きつけられる。」イン・ザ・プール kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0森本レオ扮する精神科医の講義から始まる。フェチその他の異常行為。いきなり惹きつけられる。

2019年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 継続性勃起に悩むサラリーマン田口(オダギリ)もこの病院を訪れる。下半身裸にされたオダギリジョーがまともな人間なので可笑しい。離婚した妻の夢を見たからそうなったのか、落ちてきた広辞苑のページが原因だったのか、とにかく一発抜いたら治りそうな気もするのだが・・・エレクトマンの話に大爆笑。なんとなく志村けんの病院シリーズといった雰囲気のパターンだけど、オダギリジョーのエピソードがやっぱり一番いい。笑いっぱなし♪

 ガスを止めたか、鍵をかけたか、強迫神経症って、自分にも経験があるだけに身につまされる思いだが、う~む、この治療は効果的なのかも・・・冷蔵庫に閉じ込められたヤクザの死体のエピソードへのストーリー展開はちょっとやりすぎ。それよりもユニークな治療法を続けたほうが絶対にいい。

 プール依存症なんて、実際にはなさそうな感じだが、結局はタイトルの意味もここにあるのかと思えばちょっとがっかり。それよりもラストに流れる「ダウンタウン」でうきうき気分になります。

kossy