劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオのレビュー・感想・評価
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合戦シーンから始まる導入は壮大な中世ファンタジーを予感させワクワクした
導入と終盤は面白いが中盤は退屈。合戦シーンから始まる導入は壮大な中世ファンタジーを予感させワクワクした。更にキッドが敵か味方か分からないミステリー要素もあるんじゃないかとドキドキ。ポケモン映画っぽくない始まりに期待を膨らませた。
しかし、世界樹に至るまでの旅の道中はダレて長い。強敵や困難に出くわすけでもなく刺激が少ない。キッドが凄腕の冒険家ならその手腕を活かし、テンポよく世界樹に辿り着くこともできたはず。ルカリオとアーロンの回想シーンがクドイ。ちょくちょく回想挟むせいで物語のテンポが途切れてしまった。何回も挟むくらいならまとめてドカンと観せてもよかった気がする。
世界樹に到達し、レジ三兄弟や人間を飲み込む白血球が登場した辺りでようやく面白くなる。レジ三兄弟の圧倒的な強さと、世界樹の白血球の不気味さにハラハラ。
心臓部に到達してからの、アーロンの真実(ルカリオを裏切ってなかった)が判明し、ルカリカが身を犠牲して波動を出すのは胸が熱くなる。アーロンとルカリオの話をもっと観たかった。全盛期のアーロン&ルカリオはめちゃ強でカッコよかったんだろうなー。
漢だねえ
ルカリオ全編でかっこいい
悪党がいないのもスッキリしている
ポケモンだけで行動しているのも新鮮
人とポケモンの絆もしっかり描かれ
ロケット団の絆も泣ける
過去があかされていく時の花もいい
レジの三匹もいい仕事する
主人? そんなんじゃないよ。俺とピカチュウは友達さ
映画「劇場版 ポケットモンスター ミュウと波導の勇者 ルカリオ」
(湯山邦彦監督)から。
時代設定は「はるか昔・・まだモンスターボールがなかった時代」、
ポケモンは、その主人に仕えていた。(ようだ)
ピカチュウが行方不明になり、必死に探しまわっている、
主人公、サトシに、何百年もの間、主人アーロンに封印された、
と思いこんでいるアーロンの従者・ルカリオが、こんなことを訊ねる。
「おまえは、そのピカチュウの主人なのか?」
それに対して、サトシがサラッと答えて、会話が続く。
「主人? そんなんじゃないよ。俺とピカチュウは友達さ」
「友達?」「 友達がいなくなったら探しに行くだろ、お前だって」
この関係は「ポケモンGO」で遊んでいる私にも理解出来る。
まぁ「友達」というより「相棒」なのである。
「相棒」とは「2人組で何かをする時の相手のこと」
そこには「主従関係」は全くなく「対等」。
だから「友達」と表現したのかも知れない。
「ピカチュウ、10万ボルト」と攻撃を指示しているようだが、
実は、お互いの役割を果たしているに過ぎない。
サトシと私の違うところは「相棒」のポケモンが、
コロコロ変わるところかな。(笑)
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