「合戦シーンから始まる導入は壮大な中世ファンタジーを予感させワクワクした」劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
合戦シーンから始まる導入は壮大な中世ファンタジーを予感させワクワクした
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導入と終盤は面白いが中盤は退屈。合戦シーンから始まる導入は壮大な中世ファンタジーを予感させワクワクした。更にキッドが敵か味方か分からないミステリー要素もあるんじゃないかとドキドキ。ポケモン映画っぽくない始まりに期待を膨らませた。
しかし、世界樹に至るまでの旅の道中はダレて長い。強敵や困難に出くわすけでもなく刺激が少ない。キッドが凄腕の冒険家ならその手腕を活かし、テンポよく世界樹に辿り着くこともできたはず。ルカリオとアーロンの回想シーンがクドイ。ちょくちょく回想挟むせいで物語のテンポが途切れてしまった。何回も挟むくらいならまとめてドカンと観せてもよかった気がする。
世界樹に到達し、レジ三兄弟や人間を飲み込む白血球が登場した辺りでようやく面白くなる。レジ三兄弟の圧倒的な強さと、世界樹の白血球の不気味さにハラハラ。
心臓部に到達してからの、アーロンの真実(ルカリオを裏切ってなかった)が判明し、ルカリカが身を犠牲して波動を出すのは胸が熱くなる。アーロンとルカリオの話をもっと観たかった。全盛期のアーロン&ルカリオはめちゃ強でカッコよかったんだろうなー。
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