劇場公開日 2005年9月23日

8月のクリスマスのレビュー・感想・評価

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3.5無邪気でほのぼの雰囲気

2023年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

山崎まさよし扮する鈴木写真スタジオの主人鈴木寿俊は死んだ母親を思い出し、自分にもそんな日が来るのかと思っていた。父親とふたり暮らしで友人から見合いを勧められたりしたが、誰かを好きになる事はないだろうと思った。そんな時、関めぐみ扮する小学校臨時採用教師高橋由紀子が写真の焼き増しを頼みに来た。

韓国版のリメイクとの事で観てみた。山崎まさよし主演は意外な感じもあったが主演が張れる俳優でもあったんだね。多少強引なヒロインで女子高生のノリだったけど、こんなに頻繁に来てくれて無邪気でほのぼの雰囲気で良かったよ。しかし好きになった人が病気だったらかなわんね。終活に際し逝く方は良くても遺される方には酷な話だ。ちょい役佳苗の戸田菜穂を久しぶりに観たがいい感じだったね。

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重

4.0ゆっくりと暖かい

2023年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

韓国のリメイク作品。
オリジナルと違い二人ともぶっきらぼうなのが面白い。
物語の基本ベースは同じなのですが、二人の雰囲気が違う為少しビターな雰囲気。
小さな気持ちに気付かないようにするでなく、気持ちに蓋をするような距離感。
主演は山崎まさよしで、楽曲や主題歌も山崎まさよしによるもの。
そしてこのサントラが本当に素晴らしい。
個人的には5本の指に入るくらい好きなサントラです。
作品でもとても効果的で、ゆっくりな物語と実にフィットしていました。
特にラストからエンドロールはその演出もあって、ちょっとずるいくらいでしたね。
少し地味ですが、それがゆっくりと暖かい作品です。

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白波

5.0お気に入りの場所

2018年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

 オリジナルであるホ・ジノ監督の『8月のクリスマス』があまりにも良い映画なので、どうしても比較してしまう。主人公は鈴木寿俊(山崎まさよし)。父と二人暮し、父から受け継いだ写真館を営むという設定も同じ。ストーリー展開も重要な箇所はほぼ取り入れ、違う点はヒロインの高橋由紀子(関めぐみ)が小学校の臨時教員であるという設定だけであろう。

 余計な説明は一切しないホ・ジノ流の撮影手法をも取り入れているように思えるし、編集によって、シーンの切り替えが何となく似ていて、オリジナルを大切にしている長崎監督の思いも伝わってきました。一番好きなところは、おばあさんを中心とした家族写真と一人で撮る写真の意味。そして投石のシーンだ。これらの大事な部分はもちろんこの映画でも見られる。ただ、ラストシーンだけは、広い客層を狙ったためか、わかりやすい演出へと変化させ、由紀子が未来を強く生きていけるだろうと想像させ、安堵感を与えてくれる。

 ヒグラシの鳴き声を背景に、縁側でスイカの種を飛ばす兄と妹。年代ものの扇風機。食卓も座卓であり、小津安二郎の世界をも感じさせる。また、寿俊が好きな「お気に入りの場所」では日本の四季を感じさせてくれるはずです。

 何しろ、高岡、魚津、氷見、金沢のオール北陸です。見たことある場所ばかりで、感情移入しまくり。映画を観終えてすぐに「お気に入りの場所」へ行ってきました。

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kossy

4.0当時

2017年11月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

当時、上映してる映画館が少なくて幕張の映画館まで見に行った記憶があります。
韓国映画のリメイク版との事でしたが、違和感無く鑑賞出来ました。
悲しい恋愛映画なんですけど・・・
山崎まさよしのファンなら楽しめるかと(笑)

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BEAT好き