サマータイムマシン・ブルースのレビュー・感想・評価
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アローンアゲインの歌詞に注目
暑くてやる気なし
だらだらと、ぐだぐだたと、だらしなくなるの、しょうがない
そんな気分にピッタリな夏休みらしい映画です
小難しいことはどうだって良いじゃないですか
なんせ暑いんだから
高校生のとき、SF同好会を旗揚げした自分に取ってはなんかシンパシー感じます
本作の部室のディテールが楽しめました
本棚のなかにはSFマガジンのバックナンバーが並んでいます
ハヤカワSF文庫の青い背表紙も見えます
ハヤカワSF文庫フェアのポスターも有りました
高校生だったからもうちょっとまじめにSFを読んでました
そのうちこんなふうになっちゃうのだけど
サマータイムマシンブルースは
もちろんサマータイムブルースのもじり
1958年に大ヒットしたオールディーズの名曲です
エディ・コクランがオリジナル
沢山カバーがあって、ビーチボーイズとかザ・フーのが特に有名です
でもサマータイムブルースは全く使われませんし、モチーフすらなってません
だって暑いんだからサマータイムってタイトルに入れたいでしょ
その代わり劇中何故か使われるのはギルバート・オサリバンの永遠の名曲アローンアゲインです
多分2番の歌い出しの歌詞の To think that only yesterdayから使われたのかと軽く思いきや、実はもっともっと深い意味がありそうです
劇中につかわれるのは三番の手前の長い間奏からです
歌詞が台詞の背後で小さく聞こえてきます
台詞は、これらのドタバタも神様が全て決めていたことなのではないか?というやり取りです
三番の歌詞の大意はこうです
65歳で死んだ母のことを歌っています
最愛の夫はもっと早く死んで彼女は孤独に暮らしていたと
そして僕はまたひとりぼっちになった、当たり前みたいに
これは誰がいつの時点での心情を歌っているのか?
それを考えると、ものすごい深い意味がでて来ませんか?
なんか感動までしてきませんか?
ちょっと侮れません
やっぱこうでなくっちゃ
正直、観る前はたいして期待していませんでした。
冒頭はひたすらシーンの繋ぎ合わせで、よく分からず、変な映画だなと思っていたのですが…
この映画はタイムマシンとマッシュルーム頭の未来人田村君の登場で全てが変わります。
クーラーのリモコンの為だけに明日にタイムスリップ!
まさに、タイムマシンの無駄遣い。
何度も何度もタイムトラベルして、遂には99年前にまで。
そして、始まる伏線回収。
前半で観ていたものは全てが伏線で、観終わるとおぉーと言いたくなるほどです。
そして、豪華なキャスト陣も魅力的。
主演の瑛太さんはもちろん、ムロツヨシさん、本多力さん、永野宗典さんなどコメディに似合うキャスティングでした。
上野樹里さんも若くて可愛らしく、分かりにくかったけれど、升毅さんもエキストラ出演されていました。
そして、何より驚いたのは真木よう子さん。
ごめんなさい、最後まで全然気づきませんでした。
男たちは暑苦しいけど、物語としてはクーラーも要らぬほどの涼しげ物語で、かつ心が温まります。
SF研究会のドタバタ劇とそれを見守る写真部の女子2人の青春が感じられる爽快な作品でした。
伏線回収が好きな方には激しくオススメしたい。
『サマータイムマシン・ブルース』鑑賞。
*主演*
瑛太
*感想*
タイムトラベル系の映画は複雑なので、苦手なのですが、この作品は別。かなり面白かった!
「カメラを止めるな!」のように謎に散りばめられた伏線。前半は意味がよくわからなかったけれど、後半から一気に伏線回収するのが凄かった!パズルのピースが繋がったような感じがして、気持ち良かった!
SFのスケールは狭いけど、笑えるし、伏線回収が見事!今日と昨日を行き来するので、途中で混乱してしまいましたが、面白かったです。
笑える所もあるし、曽我役を演じたヨーロッパ企画の永野くんのツッコミと動きが面白いw
あと、キャストが豪華だった!(瑛太、上野樹里、真木よう子、ムロツヨシなど)
総じて、とても面白かったです!\(^^)/
伏線回収が好きな方に「激しく」オススメしたい作品です!
出演者がすごく豪華!で、みんな若い。 最初の方から、わざと違和感を...
出演者がすごく豪華!で、みんな若い。
最初の方から、わざと違和感をたくさん作って、回収していくので、難しくなくて、わかりやすくて楽しめる。
ほんとに最後のセリフのオチで笑えた♩
淡々とコミカル
よくできた脚本で、軽い感じに楽しめる邦画。
予算規模は知らないけど冒頭からチープ感が満載で、
大作とか重厚な~とか求めなければ十分に満足できる作品だと思う。
元の舞台は観たことないけど、伏線の張り方とか
映画ならではのアレンジをした部分も多いのかなという印象だった。
ともあれ、自分が普段は洋画を中心に観ているせいで
邦画だと「あるある感」というか、
日常の延長にあるような感覚で見られて親しみがもてる。
タイムパラドックスの考え方も小難しくなく、
ストーリー展開のテンポも含め、作品全体のバランスが良い感じ。
逆に言うと、インパクトというか「そう来るか!?」みたいなのは薄めで、印象には残りづらいのかもしれない。
満塁のチャンスにバッターがいない・・・透明ランナー制を採用すればいいじゃん!っていうか、それより過去に戻って・・・いやいやいや・・・
猫に小判、豚に真珠、SF研にタイムマシン。発達した科学の機器を与えられても、小市民的な発想しか浮かばないSF研究会の面々。彼らはSFの面白さを知らないどころか、SFが何の略なのかも知らないという、とんでもない大学生なのです。棚にはオタクなフィギュア、テーブルの上には『サトラレ』の漫画、壁のポスターには『マタンゴ』と、普段は何をしているサークルなのでしょう(笑)タイムマシンを目の前にして、「ジュラ紀に行きたい」という声も上がるが、現実的に、クーラーのリモコンが壊れているのでリモコンが壊れていない“昨日”へ行ってリモコンを取ってくることを選ぶ。
冒頭から、タイムマシンでその時間に遡ったときのための伏線を張りすぎなのですが、それほど複雑ではなく、「あぁ、なるほど」と笑いとともに納得する仕掛となっています。ばかばかしい伏線の上に、予想しやすいものの微妙にはずされるという展開には心地よく裏切られる。例えば、名画座の次回公開作品が『バック・トゥ・ザ・フューチャー』なので、オマージュしたかのような展開になるかと思えば、それ以上にタイムパラドクスを大切にしていたり・・・最も裏切られたのは、タイトルからしてザ・フーの“サマータイム・ブルース”がかかるかと思っていたのにギルバート・オサリバンの“アローン・アゲイン”がかかったことだろうか。
タイムマシンの造形は映画『タイムマシン』、一日だけ時間移動するのは『時をかける少女』、「内臓がひっくり返る」という台詞は『タイムライン』、その他にもタイムパラドクスものへのオマージュが感じられた・・・『ドラえもん』も・・・
※続編の可能性もありそうな記事を見て
公開当時、映画館で3回観てしまったほどハマったので、続編が出来るのはすごく嬉しい。ぜひとも当時の若手俳優をそのまま使って完成させてほしいです。
めちゃくちゃおもしろい! タイムスリップものは楽しい!大学生の、夏...
めちゃくちゃおもしろい!
タイムスリップものは楽しい!大学生の、夏休み青春感じもすごくよいです。
リモコンひとつでこんなストーリーが生まれるとは。
タイムマシンの無駄遣い!笑
タイムマシンをこんなに無駄遣いした話、観たことない!笑
ふざけてばっかのバカ男子たちのドタバタコメディで、内容はB級ですが、細かな伏線を次々に解消していくので楽しめました。
いい意味でしょうもないけど、ストーリーの軸がしっかりしてるので、飽きませんでした。
時間の無駄ではないけど、観るのに疲れないので、いい暇つぶしになる映画という位置付けです。
ちょいハラハラ、ちょい笑いというバランスです。
おもしろさや興奮などを求めるには、ちょっと足りないかな。
最初の15分は伏線なので観てて全然分かりません。
私は事前に口コミで知ってたので観れたけど、知らなかったら「おもしろくない」と判断して途中でやめてたと思います。
伏線回収が面白かった(・∀・)
序盤はちょっと面白くないなぁ・・って思いながら見てましたが
実はこの冒頭のシーンから伏線が始まっていたのです!!!
タイムマシン現れてからは、面白かったです♫
大学生らしく悪ふざけが過ぎて・・ちょっとイライラしましたが
伏線回収は、なかなか面白かったです(・∀・)
みんな若くて初々しい♡
最後に衝撃のラストまで付いてくる!
いや~~期待以上に良かったです♫
2回目観るのが面白い映画です!(≧∇≦)b
楽しめました
TBS系地上波録画/いまより少し若いキャストさんたちがちょっと新鮮でした。時間を旅するリモコンをめぐるドタバタお話。とくに難しいとか悲しいとかいうことはなくて、ただただ楽しめばいい作品ですので、気楽に見られますね。それにしても、25年か……。いくら時が経っているとはいえ、親なら見て気が付きそうなものだけどなぁ。うん、まぁ、お話ですからね。
タイムマシンでアクシデントの解決。 細かい伏線回収が気持ちいい♪ ...
タイムマシンでアクシデントの解決。
細かい伏線回収が気持ちいい♪
何度も繰り返し観たくなる。
アンジャッシュのコントみたいな感じも面白い◎
真夏のクソ暑い時に観たい。
内容はまあ上手く交差してて後からつじつまが合ってきてなるほどな〜と...
内容はまあ上手く交差してて後からつじつまが合ってきてなるほどな〜とスッキリする流れだった。
少し複雑だから自分でもここがこうなって…と考えながら観ていた。
そういう意味では引き込まれていたのかもしれない。
この手の映画は伏線を張り巡らせないとそもそも成立しないから、伏線を仕掛けまくってあたかもつじつまが合ったように見せてスッキリって流れになるのは当然の事で卑怯でもなんでもない。
そんな事を言い出したらSFなんて何でもありで卑怯となってしまう。
時空とかタイムスリップが好きな人にはいい。
タイムスリップの事を考えると色んな矛盾で頭こんがらがる一方でロマンがあって面白い。
自分も、最後に真木よう子が言った「タイムスリップしてきた人が書き換えた未来すら予定に入っている」ってのがこの世界の流れや運命だと思う。
ただそうなると途中で佐々木蔵之介が説明するもし昨日の自分を殺したら?ってのはどうなるんだろう。
こればかりは矛盾しててどうなるか全く予想できない。
だからタイムスリップを考えるのは面白い。
伏線回収の連続は気持ち良い
SF研究部のもとにタイムマシンが現れる。最初こそ動揺するもののすぐに悪ふざけを始める面々だが、その行為が世界の存在を揺るがすことに気づき…。
序盤の伏線張りがカットの多様でテンポが悪く感じるものの終盤の怒涛の伏線回収には爽快さすらある作品。
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