サマータイムマシン・ブルースのレビュー・感想・評価
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まぁ、なんと言うか、チョッとだるい展開かと思いきや・・・。
女の子のファッションが素敵❤️。上野樹里の初々しさとエンディングに掛かるTommy heavenly6がメッチャいけてる。まさにTommy heavenly6の時代の青春映画。伏線回収も良く出来ました。
愉快な仲間たちと間抜けな会話をするコメディで楽しめました。 タイム...
愉快な仲間たちと間抜けな会話をするコメディで楽しめました。
タイムスリップものとして代表的なバック・トゥ・ザ・フューチャーやドラえもんのように大冒険するわけでもなく、アクションシーンもありません。ひたすらとことん会話と言葉遣い、言葉にしない思いというものを楽しむ作品です。
恋愛要素が余韻を残すほどの良い味付けになっています。
壮大なスペクタル?! 未来人参上!したタイムリープする作品
緑豊かな自然のなかにある大学
レトロな壊れかけた扇風機の羽根が
クルクル回転するシーン
真夏の灼熱地獄のようななか野球をしている
瑛太演じる甲本たち
ズッコケ三人組を思わせるSF研究会の
愉快な仲間たち、スローモーションの
オーバーな動きのダイナミックさ
部室のクーラーが壊れて暑さに嫌気が差して
いた大学生の青春が淡い恋♥
突然、未来人として参上した田村くんが
謎のキューピットのように描かれていました。
25年前の古い街並みに懐かしさが満載でした。
寂れた映画館で上映していた作品に映画に対するリスペクトがあるように見えました。
保積演じる佐々木蔵之介さんが、黒板に図解として書いた説明に納得したり
タイムリープして時空を超えて行ったタイムマシンを発明したことを知り、
新しい発明家になる明るい未来を感じることが出来ました。
真木よう子さんが若々しく、ムロツヨシさんは、味のある演技でした。
アニメの四畳半タイムマシンブルースに
共通するヴィダルサスーンが登場、
結局、自分自身に関係していた場面も
コミカルさがあり面白かったです。
沼の河童に眠っていたモノ
犬のハチャ?が発見したことにより
一件落着、涼し気なクーラーの部屋のなかに
いるような爽快感がある作品でした。
ちょっとクセがあります
タイムマシンの青春娯楽作品。
正直、序盤はあの無駄なテンションにどうしたものかと思いましたが、後半に入る辺りから回って来た感じです。
終盤では数々の伏線をうまい事回収してましたね。
最後にわかるのですが、なるほど、あのテンションとオーバーな演出は舞台原作だからですね?なんかストンと腑に落ちました。
この舞台を見てから芝居するとこうなるのもわかります。
ちょっとクセがありますが、中々面白かったです。
この時代は失礼な人ばっかりなんですね
森見登美彦氏の四畳半サマータイムマシンブルースを読んでからの鑑賞の為、伏線の張り方を知りつつみてフンフンと。タイムマシンのチープさは絶妙。大学生は楽しそうだなぁ。
すごい力を手に入れたのに・・・が最高
四畳半タイムマシンブルースをやるということで、まず録画してあった四畳半神話体系を全話観て、さぁサマータイムマシン・ブルースを見るぞと思ったらWOWOWで10月にやるという事で間に合わねぇじゃん!という事で配信で。ネットフリックスでは未配信で、Amazonプライムに入会しているのですが有料レンタルしかないという事で仕方なく400円でレンタルしました。
最初なんだか途切れ途切れの場面つなぎで編集へたくそか!と思いましたが、後から意味があったことに気づきます。何の理屈もなくタイムマシンが現れて、タイムトラベルが可能になるのですが、過去をちょっとでも変えたら関わった人全員が消える、という教師の言葉を信じて大金持ちになるとか、権力を持つとかそんな野望は全く思い浮かべず、それを知らないで行った仲間の後始末に奔走するのがメインの話となっています。タイムマシンの過去への干渉の解釈は色々あるので、この映画はそういう理屈採用したんだなとそれに関してはこちらも乗っかるしかないです。
めっちゃくちゃ面白いというわけでもないのですが、あっという間に観終わった感はあります。
この映画は17年前の映画なのですが、全然顔が変わっていない瑛太(当時の芸名)と、上野樹里に対してムロツヨシ、真木よう子、阿部力、佐々木蔵之介はわっかいなぁと思いました。ムロツヨシはギリギリ分かりましたが、真木よう子は「なんか見た事あるなぁ。乙葉かな?」と思っていた人でした。今の顔の方が好きだなぁ。
この話が四畳半の面々とどう関わってくるのか、そもそも四畳半神話体系があそこの分岐でああしていたらという思考実験(とも言い切れない)に近く、そこに物理的に過去へいけるタイムマシンがどう作用するかですね。
客寄せパンダな上野樹里
ヒロインである上野樹里が脇役扱い、そして脇役であるはずのS研のメンバーが主役級、この時点で映画の設定が矛盾してる。そして上野樹里の話題性に頼った時点で映画としての存在価値はなくなった。タイムスリップのタイムパドラックスを先に見せた。つまり最初に謎を見せて後から答え合わせという設定は新鮮で面白いが、 それをするにはストーリーが弱すぎて(つまり魅力がない)、 謎解きをする価値がなくなって答え合わせをする気になれない。せっかくの人気俳優起用が全く生きてない。どうせなら下らない野球のシーンも銭湯のシーンも全てカットして、 瑛太と上野樹里のラブコメにすれば、 そしてそこにリモコンという本当の主役を上手く絡めれば面白かったのに。又、イケメン俳優川岡大次郎を絡めた三角関係でも面白い。
舞台で観たい
藤子不二雄ばりのSF(すこし不思議)風味を感じるタイムパラドックスコメディ。ムロツヨシの存在感は今も昔も変わらず。成長してないってこと?いやいや、そういう意味ではなく。いや、やっぱりそういう意味??
たまに「何も考えずに」観られる映画ってある。本作もそう。眉間に皺を寄せずに気軽に観られる。その代わり、観たからといって「何か残る」訳でもない。映画に何を求めるかで評価が変わるかもしれない作品。
バック・トゥ・ザ・フューチャーとの相違点
友人に強くすすめられて、ようやく見ました。
ちょっと気になるキャストが、実は真木よう子だったり、今からしたらスター級が揃っていますが、これといった見せ場もなく、最後に、張り巡らされた伏線の回収をバタバタとやって終わります。
未来からやって来るSF研の後輩の意外な正体、夏の暑さと草野球、散りばめられたオタクアイテムなど、見せどころがあるのに、ストーリーに重きを置きすぎていて、肝心の、「熱」が感じられない映画でした。
タイムパラドックスものは、うまく話をまとめるのが大変ですが、「まとまり」は良かったと思います。
しかし、バックトゥザフューチャーにあって、この映画に欠けているものがいっぱいあります。
・爽快感
・効果的で、素敵な音楽
・絶対的に感情移入できる主人公
・トキメキ
・ド派手なアクション
・追い詰められて必死になるおかしさ
・前半の伏線の退屈さを引っ張るための「つかみ」
・細部の作り込みの「粗さ」
・時間軸の違う瑛太の描き分け
・瑛太本人の、脚本の理解度
・上野樹里との、「恋心」の本気度
・上野樹里と未来人のエモーショナルな関係性
・昔、沼だったグランドから犬が掘り出す説得力(だったら、100年間保管されていた神社の御神体とかにしとけばいいのに…)
・カッパ伝承の無理やり感と、見せ方の下手さ
レビューのポイントが高めなのもあって、自分の中でハードルが上がりまくっていた作品でした。
もう少し、作りこめば、本当の傑作になっていたろうに、残念な作品でした。
私の感想は、普通。でした。
いや、むしろ前半が退屈すぎるぶん、マイナス…かな。
2015.1.27
タイムリープではなくタイムワープ
数多ある時間旅行もの作品の中で、トップクラスの小規模さではなかろうか。
まさか、エアコンのリモコンが壊れたから、壊れる前の昨日から持ってこようとするストーリーだなんて、しょうもないにも程があるぜ。
だが、それがいい。
伏線で唸らせるのが目的ではなく、あくまでコメディ。だからなのか、前半の伏線の張り方はあからさま。めちゃくちゃ主張してくる伏線。
それらは当然きっちり回収はするけど、気持ちいい!とかいう感想にはならない。
そう、あくまでコメディ。
タイムパラドックスとかややこしい話は置いておこうよ。過去を変えたら未来、というか現在の状況がやばくなりそうなのはみんなの共通認識。
でも結構やらかしてない?笑
そして矛盾するようだが、設定は小規模でも、終わってみると実はかなりスケールのデカいオチでした。
このギャップに拍手。
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