劇場公開日 2005年9月3日

「客寄せパンダな上野樹里」サマータイムマシン・ブルース HILOさんの映画レビュー(感想・評価)

客寄せパンダな上野樹里

2022年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ヒロインである上野樹里が脇役扱い、そして脇役であるはずのS研のメンバーが主役級、この時点で映画の設定が矛盾してる。そして上野樹里の話題性に頼った時点で映画としての存在価値はなくなった。タイムスリップのタイムパドラックスを先に見せた。つまり最初に謎を見せて後から答え合わせという設定は新鮮で面白いが、 それをするにはストーリーが弱すぎて(つまり魅力がない)、 謎解きをする価値がなくなって答え合わせをする気になれない。せっかくの人気俳優起用が全く生きてない。どうせなら下らない野球のシーンも銭湯のシーンも全てカットして、 瑛太と上野樹里のラブコメにすれば、 そしてそこにリモコンという本当の主役を上手く絡めれば面白かったのに。又、イケメン俳優川岡大次郎を絡めた三角関係でも面白い。

HILO