スクラップ・ヘブンのレビュー・感想・評価
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不潔感がマイナス影響かなあ。
趣味の問題だけど、汚物にまみれた廃トイレシーンは目を背けたくなる。舞台設定の必然性は理解できないまま、それでも前半の展開は復讐テーマでなんとか。
後半になると主人公にテーマが移っていくけど、これがさえない感じ。登場人物の設定を省略する手法は良いとしても、訴えたいことが伝わってこないのが、自分にはとても苦痛だった。
いい狂い具合
いい具合にくるってて好みだった。
加瀬さん目当てで見たけど加瀬さんやっぱよかった。
この加瀬さん特によかった(というか好み)
オダジョーの役のお父さんとの関係が切なかった。
やりきれないジレンマみたいなものに
ぐるぐるぐるぐる巻きこまれていく感じ。
狂ってるのは世間なのかシンゴたちなのか…。
フジファブリックの音楽も合ってた。
だんだん切なくなってきます
オダギリジョーが好きで見ました。
加瀬亮の演じる警察の主人公と
オダギリジョーの演じる役が、
悪い大人に復讐していくところは痛快です。
オダギリジョーの役がいつでもふざけてて面白いです。
話が進むにつれて二人が崩壊していくところは
見ていて切なくなります。
二人が追い詰められているときに栗山千明の役の女の子が
わりとあっさりどこかへ行ってしまうところに
冷たいけど颯爽としてるなぁと思いました。
前半は面白くて笑えるシーンもありますが、だんだん切なくなってきます。
最後にボロボロになった二人が取調室で再開するところから、
ぶわっと涙がでて来ました。
同世代だから共感できるのかなぁとも思いますが、
社会に対する不満とか投げやりな気持ちが伝わってきます。
EDのフジファブリックの曲は
この映画のために作ったそうですが、
切なくてちょっと不穏な雰囲気にぴったり合っていて
最後まで涙が止まりませんでした。
バッドエンドな感じもしますが、
見たあとにはさっぱりした気持ちで
それでもよかったのかなぁと
さいごは肯定的に受け取れる映画だと思います。
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