劇場公開日 2005年10月8日

「ネガティブなベクトルの想像力」スクラップ・ヘブン asabataboさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ネガティブなベクトルの想像力

2014年1月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

知的

これ…完全に和製ファイトクラブじゃん。
似た場面が多いのもだけど、オダギリと加瀬亮のビジュアルがタイラーダーデンとノートンにダブりまくり。
物語の骨格も一緒。露骨なパクリでは無いにしても影響受けてるのはモロわかる。でも面白かった。てか栗山さん演技微妙だなぁ。

想像力って何のことだろうと思ったらちゃんと説明してくれた。
日本の閉塞感。何だろう、なんだかんだ自由で、わりと不自由の無い暮らしを送ってるのに、小さな障害が大きな壁に見えてしまう、そんな感じの閉塞感。
ポップな空気から後半の重い雰囲気まで、この流れが好き。

asabatabo