ALWAYS 三丁目の夕日のレビュー・感想・評価
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建設中の東京タワーや上野駅、蒸気機関車、東京都電など当時の東京の街並みを ミニチュアとVFX(CG)で再現している。 どうやって撮ったんだろうと不思議に思っていた。
動画配信で映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を見た。
2005年製作/132分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2005年11月5日
吉岡秀隆(茶川竜之介)35才
堤真一(鈴木則文)41才
小雪(石崎ヒロミ)29才
堀北真希(星野六子)17才
三浦友和(宅間史郎)53才
もたいまさこ(大田キン)
薬師丸ひろ子(鈴木トモエ)41才
須賀健太(古行淳之介)11才
2025年の今から20年前の映画。
山崎貴監督といえば、
撮った映画のオーディエンススコアがどれもこれも著しく高い。
今の時代の名監督と言えると思う。
昭和33年(1958年)の東京の下町が舞台。
建設中の東京タワーや上野駅、蒸気機関車、東京都電など当時の東京の街並みを
ミニチュアとVFX(CG)で再現している。
どうやって撮ったんだろうと不思議に思っていた。
堤真一が乗っている三輪自動車ミゼット、
家電、店内の商品などはほとんどが各地から集められた本物であるらしい。
鈴木オートに集団就職列車で青森から六子(むつこ)がやってくる。
大手の自動車会社に就職できるかと期待していた六子は、
小さくて古臭い自動車修理工場の鈴木オートにがっかりしていた。
その向かいにある駄菓子屋「茶川商店」の茶川竜之介は小説家。
茶川は居酒屋の美人女将・石崎ヒロミから見ず知らずの子供
古行淳之介を酔った勢いで預かってしまう。
茶川は淳之介を帰すに帰せず、二人の共同生活が始まる。
庶民の家にテレビや冷蔵庫や洗濯機が普及し始める時代。
街ではじめてテレビを買った鈴木家には100人近い近所の人たちが集まる。
冷蔵庫も氷で冷やしていたものから電気で冷やす方式のものに代わる。
戦後、復興し始めた日本の力強さを感じる。
主人公、茶川のヒロミに対する恋愛感情、
茶川と淳之介、鈴木と息子に対する親子愛なども描かれる。
132分と比較的長い上映時間も長さを感じなかった。
続編の2本を見るのが楽しみである。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
小雪さん、やっぱりキレーやなあ。
優しくて思いやり溢れる傑作
どこか懐かしさを感じる日本の風景
昭和を舞台にした時代背景。
この時代を体験してはいないけれど、どこか懐かしく感じるような映像。
一度映画館で観賞したことがあるのですが、
なんだか改めて観たくなり2回目の観賞をしました。
昭和といえば、、を体現してるかのような映像がずっと繰り広げられているのですが、
そこで感じるのは人と人のつながり。
ご近所付き合いってこんな感じだったなあと思い出される風景に少ししんみりしてしまいました。
今はマンションやビルが多く、ご近所付き合いもなかなか出来ないような時代です。
現代は現代の付き合い方がある中で、今のようにSNSやネットワークなどの情報がないようなこの時代にとって人付き合いは生命線のようですね。
ご近所さん集めてテレビのお披露目会のドタバタは笑ってしまいますね。
他人だから、血のつながりがないから、、というようなことではなく、心通わしたのならば分かり合える。
今の時代も人と人のつながりは大事です。
起業家として仕事をしている中で、ネット社会だからこそ感じるのかもしれません。
人を思いやる心、日本人のいいところだと思います。
いつまでもその心を忘れずに私も仕事をしていきます。
西岸良平さんはデビューからのファンだったので。
戦後13年。表向きの昭和のドラマ。
裏社会の話をすると多分消されるので書けないが、要約すれば『貧乏人は麦を食え』とへっぽこ総理大臣にげきを飛ばされ、物資のみの豊かさを日本国民が持ち始めた時代だと思う。
そして、敗戦国日本は、戦勝国アメリカと1960年に日米安全保障条約を結び、物資のみの豊かさを更に育むに至るのである。
めか◯の子供。
アプレゲ◯ル。
ヤク◯。
赤線◯帯。
娼◯。
そして、
八百◯スポーツ。
◯に文字を入れれば消される。
そして、『啖呵売』が裏社会の商売行為なのに、裏社会をほんわかと大目に見て、温故知新と言うオブラートで包み、物資的に豊かになった大和民族の涙だけをさらうのだ。果たして、精神的な豊かさは育まれたのだろうか。
とまぁ、閑話休題。
これは団塊の世代の話で、この年に僕らは生まれる。従って、全部懐かしい。
・オート三輪に乗って、火事現場を見に行った事がある。
・集団就職は売り手市場でこんなブラックな企業はなかったし、自動車修理会社なんてそもそもあったかなぁ?
・古◯淳之介君の考える未来物語は『空中都市0◯8』若しくは手塚治虫先生の『メト◯ポリタン』だ。
・戦後13年でもロシア文学者は赤い目で見られた。間違い間違い。白い目で見られた。
20年近くぶり2度目の鑑賞
内容はメロドラマだが、プロデュースのうまさで学ぶことが多い
もともとは、昭和三十年代を舞台にした映画を作りたいというプロデューサーの願望があったようだ。東京タワーが少しずつ完成していく過程の感動を伝えたいという想いがあったと、Wikipediaに書いてある。
結果として、その時代に一番興味を持つであろう団塊の世代向けをターゲットにした作品となった。
舞台になっているのは1958年。
団塊の世代(1947年~1949年生まれ)が10歳くらいの頃の時代設定ということになる。
現実の団塊の世代は2005年時点では60歳手前。
働いている人は、定年を目前に控えており、余生のことを考える、もしくはもう余生がはじまっているという意識かもしれない。
そんなタイミングで子ども時代を舞台にした映画が公開される。
そうすると、やはり観にいきたくなるだろう。
これはうまく考えたものだなと思う。
ノスタルジックなメロドラマで、正直いって陳腐なのだが、映像表現のわかりやすさはさすがだ。俳優陣も誇張した演技でドタバタ喜劇を盛り上げる。
NHKのドラマなどを観ていると、大げさな感情表現が目立つ。個人的にはあれが嫌なのだが、よくよく考えてみると、あれは俳優が下手というよりは、誰が観ても間違いなく情報が伝わるようになっているのだろう。そのあたりは国営放送ならではの配慮だなと思う。
本作はNHKの番組ではないのだが、演技の誇張という点で似ていると思う。
本作は山崎貴監督の出世作であるが、「ゴジラ-1.0」や「ドラえもん」にもこのわかりやすさは継承されている。観客が欲しがっている映像をよく理解している人なのだろうと思う。
山崎監督は、彼自身の個性という点ではなにをしたいのかよく見えてこない人ではあるのだが、徹底的にわかりやすさにこだわるという点において学ぶことが多い。
羨ましいけど…映画NO1
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、自転車、東京タワーなど僕たちが当たり前にあるものにいちいち感動していて微笑ましくもあり、羨ましかった。
でもその時代に戻りたいとかは別に思わないなあ。今この部屋はエアコン超涼しいし、近くにコンビニあるし
朝ドラの時代感で、ご近所付き合いが炸裂してた
やっぱりこれにも温かくていいなあと思う反面、でも面倒くせえよなあって気持ちもしっかりある
お隣さんとかから野菜もらったりすんのは嬉しいけど、町内会の飲み会とかは死んでも行きたくない。家でYouTube見てたい
結局他人の暮らしの表面的な部分を羨ましいなって見てるだけで、いざリアルに考えると怖気づいちゃうよな。哀しきかな。別に哀しいことでもないか
三流の万年筆
戦後まもない頃。みんな貧乏で、助け合ったりしていた。そんな時代の話。
上京してきて、車の会社と聞いてきたが町工場に来たことが納得いかない六子や、母に捨てられて「縁もゆかりも無い」男の家に居候する淳之介くん。
子供の顔を見たくない親なんて居ない。「捨てられた」子供たちと人情溢れる大人達という構図でみていたが、六子は母が毎月毎月手紙を送っていて、淳之介は実の父である小日向文世が演じる金持ちの男が探していた。
しかし、淳之介からすると、彼の父はやはり龍之介だ。
金持ちの息子になれる、そんなものは必要無いのだ。
一流の思い入れのない万年筆を使うよりも、三流の貧乏文士が頑張って買ってくれた万年筆の方が良い。
心温まる作品だった。また見たい。
鈴木オートの社長はなんだかんだいって茶川の事を良く思ってるし、みんなお互いに思いやっている。いい映画だった。
お金は無くても心は豊か
文化も価値観も異なっていた別世界のような過去
確かに存在した日本の戦後の風景
場所は、三田の慶應大学付近でしょうか。以前その辺りに勤めていた時の三田通りからの東京タワーの見え方にとても似ています。路面電車に乗るシーンで札の辻という停留所も出てきますし。恐らくそうなのでしょう。
銀座の和光が今と変わらぬ佇んでいますが、周囲は昭和33年の風景をかなり忠実に再現しているのでしょうね。指輪を買おうとした宝石屋さんの『天称堂』は実在する『天賞堂』のことなのでしょうね。
上野駅も当時の駅舎をとても忠実に再現していて、昔の映像を見ているかのような気分になりました。
そういった戦後の風景は勿論興味深いが、テレビへの憧れ、戦争の傷跡、集団就職、貧富の差、車社会へ移り変わる過渡期の様子、など当時の社会情勢もかなり織り込んでいて、それらがあって現代に繋がっているんだということをしみじみ考えさせられました。
辛いことが多くありつつも、みなが前を向いて歩いていて、その結果がいまの幸せな日本に繋がっているんですね。そのことを忘れないためにもこういう映画が必要なんだと思いました。
本当にこの上なく良い映画でした。
ロシア文学も読んだことのない人の長文&駄文レビュー
明けましておめでとうございます。本年もどうよろしくお願いいたします。
拝啓。縁もゆかりもない赤の他人のレビュワーの皆さま。
ここしばらくレビューを書いていなかったのは、アマプラのFODでTVドラマ版の『Dr.コトー診療所』の全シーズンを観ていたわけで。
やはり吉岡秀隆に胸キュン♪となっており。その流れで『北の国から』も全シーズン観てしまい。
そういうわけで、映画を観る時間がなく。なので、新年一発目は吉岡秀隆でスタートしたく思い。
そして本作を選んだわけであり。
純クンちょううう可愛いぃあぉおぅえおぇえぇい!⁽⁽ଘ♡₍ᐢ⑅•ᴗ•⑅ᐢ₎♡ଓ⁾⁾
ごめんなさい、別にショタを病んでいるわけではありません。
女装の上にショタとか、どんだけ病気こじらせてるねん!って話ですよね。
ちゃうねんて!ショタやなくて、純くん限定で萌えてるねんて!
えっ?ちゃうねんて!女装はしてても、恋愛対象はノーマル然として女性やねんて!
それが証拠にコトー先生では蒼井優に萌え~♪ってなっててんて!
北の国からでは、若かりし日の原田美枝子に萌え~♪ってなっててんて!
あんなふうにキレイになれたらなぁ…って思っただけやねんて!
節操なくてごめんなさい。←誰に!何を!
蛍ちゃんには、萌え~♪ってなってへんって!そんなん犯罪者ルートですやん!ルー♪ルルルルル♪…
相も変わらす脱線多くてごめんなさい。
ちゃんと真面目にレビューに戻りますね。
吉岡さん萌え~♪とか言いつつ、この作品、過去にDVDで一度観たっきりだったのですね。
TV放映も観た記憶がないし。
むしろ、えげつない漫画の方の『四丁目の夕日』をはっきりと覚えているくらいです。
こちらは原作コミックも読んでいないんですよね。
なので、モチベーションが薄れないうちにと思い、年の瀬にレンタルショップにGo!しました。
(同時に借りてきたのは、なんでか『冷たい熱帯魚』と『キャタピラー』なんですよね・笑。また機会を見つけてレビュー書いてみたいです。)
それはそうと、前回のコトー先生のレビューでは、またもや醜態を曝け出していました。
「タケヒロ君のエピソード」の件です。医師を志した心境の云々はTVドラマで、これでもか!ってくらいに丁寧に描かれていましたよね。私如きが口を挿むようなことじゃなかったです。←これだからニワカは!
今度こそ、ちゃんとレビューに戻りますね。(このスタイル、今年こそは改めなきゃ)
この映画の舞台の世代は、私の生まれよりも、ちょいと昔なんですね。
なので、自動車やら街並みやら、懐かしさがもうひとつピンとこないんですよ。
想像してギリ懐かしめる世代。
劇中に出て来るテレビや冷蔵庫って、私的小学生時代の憧憬アイテムに置き換えればBCLラジオだったり、ミニコンポだったりに相当するです。
世代がちょっと違えど、胸にきゅ~っとくる物があるって、やっぱり日本人のDNAが、体に受け継がれてるんでしょうね。
山崎監督も、まさに私と同年代なのに、その良き昔の風景を再現していらっしゃるって、すごいことだと思ったの。
私ですら、そんな世界観に感動したのだから、当時を知る人たちにとっては、感涙ものだったと思うの。
ありきたりな表現ですが、エアコンもパソコンも無かった時代の方が豊かだったと思うの。
オープニングのプロペラ飛行機のシーンなんて、かの名作『フォレストガンプ』を彷彿させる素晴らしい出来栄えでした。ちなみに、そのガンプ。オープニングシーンを撮るために使った手間って、一本分の映画を撮れるほどって言われているらしいですね。
そんな素晴らしいVFXのみならず、大道具から小道具に至るまで、しっかりと作り込まれているので、下手したら貧乏臭い人情話になるところが、それらを効果的に使うことによって、一級のエンターテイメントに昇華してると思ったの。
本作がとても楽しめたのって『ゴジラ-1.0』が米国で大ヒットしている理由そのまんまって思ったんですよね。
幾層にも重なった人間ドラマが、とにかく素敵です。泣かせます。全米をです。ベタとか鉄板とか言わないの!王道って言うの!
俳優のみなさんが、本当に生き生きと演じていらっしゃると思ったの。
なので、それぞれのキャラクターにしっかりと命が吹き込まれてるって思ったの。
茶川と淳之介はもちろんのこと、鈴木オート一家しかり、ヒロミしかり、アクマ先生しかり。
誰を主役に据えても物語が成立するんじゃないかと思うほどに。
その集合体が、効果的な音楽と相まって全員で泣かせにくるんだから、涙腺的にたまったものじゃないわけ。まさに涙腺クラッシャー。
そして、ゴジラの時同様に、意地悪にも山崎監督の悪癖と言われている“説明過多”な演出や台詞回しに気を付けて観てみたです。
私のボケたオツムには、これらいでちょうどよいのかもしれませんけれど、そーゆーのは一切感じなかったんですよね。山崎監督いいじゃないですか。過去に観たのって『アルキメデスの大戦』くらいなのですが。
テーマ?として描かれていたっぽい“絆”。
縁もゆかりもない赤の他人同士だからこその絆があると思って。余計な話なんですが、私、本当に人非人のひねくれ者なので“絆”って言葉が大の苦手なんですが…
私なりに解釈すれば「お互いがお互いを思い遣る気持ち」これに尽きるのかなー…って思うの。そこでは血の繋がりの有る無しを問わずに。むしろ無い方が、繋がりがより強くなると思うの。
肉親間では、あって当たり前って甘えがあるけれど。赤の他人同士だと、それを支える大きな理由や強い動機が発生しなきゃいけないから。
本作では茶川と淳之介を結びつける気持ちが、共に小説を愛する物同士の純粋な愛情だと思ったの。
淳之介は純心に茶川に心酔し、茶川もそんな淳之介に応えるべく精一杯の大人(父親)の見栄で応えようとしていたし。
迷子騒動でのビンタ事件が本当に泣けたんですよね。ヒロミも、きっとそこで茶川への想いが芽生えたのは想像に難くないし。そんなヒロミとの、それぞれのお互いへの愛情も含めて、さらに六子ちゃんと鈴木オート一家の、ドラマが幾層にも重なり、絡まり合ってくるの。まさに掛け算の妙。焼きたての甘くて温か~いミルフィーユみたいな。
エア指輪のシーンも本当に泣けるんですよね。
私ねアレ見て、はつ!と頭の電球が光ったんですよね!「そうか!この手があったか!」って。
映画ご覧になっていた女子さん的には、もうあれで十分って思われたですよね。むしろテレビショッピングでさえ気楽に買えるダイヤンモンドよりも、こっちの方が胸キュ~ン♡するはずですよね。
機会があれば、空の指輪の箱のエア指輪をプレゼントしてみよう。←誰に!
三流の万年筆のラストエピソードで涙腺大崩壊のサナギマンだったんですよ。文世、珍しくイヤなヤツ。
山崎監督の悪癖が“説明過多と言われるのなら、私の場合は、明らかに“おふざけ過多”なんですよね。
ここ、今年はどーにかしたいと思うです。大して面白いこと書いているわけでもないのに。
てか、そもそも、レビューってウケ狙いで書くようなものじゃないのに。
なのに新年一発目からこれでは、先が思い遣られますわ。
おいらぁ、学もユーモアのセンスもねぇ。まともな感想も書けねぇ。したっけ、観た感想は語り合いたいっぺ!映画ってそういうもんだっぺ!←何弁よ!
ゴジラ-1.0の原点
2023年に世界中を席巻したゴジラ-1.0ですが、山崎監督の原点を再発見出来ればと思い、以前に鑑賞済でしたが、改めて三部作のDVDを借りてきました。
監督が山崎貴、音楽が佐藤直紀という組合せはマイゴジどうよう、黄金コンビだと思います。
脚本の古沢良太も、どうする家康では酷評を受けていましたが、本作に関しては完璧だと思います。
また、マイゴジでの擬似家族という設定の着想も、この作品の頃から再認識しました。
色んな登場人物の悲喜こもごもが織りなす群像劇がこの作品の持味ですが、特に感情移入したのは茶川とヒロミのエピソードで、見えない指輪を眩しそうに眺めるシーンでは、涙が止まりませんでした。
マイゴジは国内よりも海外での評価が高く、その理由としてはVFXに加えて人間ドラマがポイントになっていますが、山崎監督の原点として、是非この作品も海外のミニシアターで紹介する機会があればと思います。
懐かしい風景
昭和世代はこういう映画には弱いでしょう。
吉岡と連れの子供は別にいらないような気がした。
堤真一が主役を食ってたように思います。役にはまりすぎ。
っていうか、この人は中堅俳優の中では本当に演技が上手だと思う。
名作
未見でした!!傑作でした。
素直に感動しました。
名作の誉れ高い映画なのに、なんとなく今頃の初見になりました。
いい映画でした。最高でした。
懐かしかった。
2005年。山崎貴監督作品。
山崎貴作品は『永遠の0』『DESTINY鎌倉ものがたり』
『寄生獣』つい最近では『アルキメデスの大戦』を観ました。
VFXではハリウッドに負けてない。
本作でも、昭和33年(1958年)の東京下町、夕日町三丁目の町と、
東京都電車、東京タワー、上野駅などがミニチュアとVFXで再現されています。
私が特に感動したのは、都電の走る道路(意外と広い)と街並みでした。
北海道生まれで育ちの私には、東京は写真やテレビ放送で見る光景なのだけど、
ウチにも白黒テレビが来たし、冷蔵庫に洗濯機(脱水がプレスみたいのに挟む型)
も来た・・・そして三輪自動車と言うのが確かに有りました。
戦後13年の昭和33年。
玄関も開けっぱなしで近所のお母さんは立ち話に花を咲かせて、秘密なんかなかったっけ・・・噂話は筒抜けでした。
登場人物がみんな人間的です。
鈴木オートの社長一家(堤真一、薬師丸ひろ子、息子の一平)
鈴木オートを立派な自動車会社と思い込んで集団就職して来た六子(堀北真希)
特技の自転車修理を自動車修理と読み違えた堤真一と堀北真希の本気の喧嘩。
みんな本音を言い、本気でぶつかり合う。
優しい薬師丸ひろ子のとりなしもあって六子は鈴木オートに馴染んでいく。
売れない作家の茶川竜之介(吉岡秀隆)も絶品でした。
赤の他人の子供の古行淳之介(須賀健太)と実の親子のように心が通う様子は
本当にジーンと来ました。
クリスマスプレゼントのエピソードが泣かせます。
竜之介が好きになる薄倖な女性・ヒロミ(小雪)
ちっとも薄倖な女に見えないんだけど、身売りされた・・・とか聞く。
続いて続編を観ます。さて、皆さんどう生きてるでしょうか?
東京タワー建設中の昭和33年が舞台。 初めて白黒テレビがやって来て...
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