劇場公開日 2004年12月4日

「馬鹿っぽい、だがそれがいい」ゴジラ FINAL WARS ジョン・ドゥさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0馬鹿っぽい、だがそれがいい

2023年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

笑える

興奮

萌える

『ゴジラ』シリーズのとりあえずの最終作として作られたが、高尚なものにする気など微塵もなく遊び心にあふれた娯楽作品に仕上がっている。
地球侵略を企むX星人、全ての怪獣はX星人によって創られ操られている。
唯一の対抗策は核実験によって誕生したゴジラだった。
地球防衛軍最後の戦力・轟天号の発進シーンは胸熱だが、南極から日本までゴジラを誘導しながら各地の怪獣を倒させる珍道中はよく考えると馬鹿っぽい。
そんなこんなでギャグか?と思うような部分も多々あるが、東宝チャンピオン祭りみたいなノリと思えば楽しめる。
唯一気に入らないのはゴジラの造形。
眉間のシワ、目つきの悪さ、平べったい顔が趣味じゃないなあ…

ジョン・ドゥ