青い車のレビュー・感想・評価
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いまいち、いやいま五くらい
井浦新と麻生久美子のコンビ。まさか令和になってとんでもないコメディドラマで共演することになるとはね😅
映画の方は至って退屈で、麻生久美子、宮崎あおいはまだこの時点で本領発揮してない感じ。大根と言われても仕方がない。
自分がなぜ生きてるのが分からず自傷行為を続ける男。その彼女はアホほどポジティブ。そんな彼女の方が突然亡くなった。自分ではなく、彼女が‥ここで少しは生きる意味を見出す。的な?こう書くとありがちだな。まあそういう、とりとめのない映画だった。
田口トモロヲ
ブルーフィルムのような首吊り死体シーン。リチオは少年のときに死んでしまっていたのではないだろうか。虚脱感に満ちたやる気のない日々。
中古レコード店の田口トモロヲは生活臭が溢れている。離婚調停、親権問題。なんだか青春ものとしてはかなりつまらない。やる気のない人間には興味がわかないからだ。二人と関係を持つリチオだが、ベッドシーンといってもキスするだけ。しょうがないけど・・・
アケミの事故シーンだけはなかなかよかった。
登場人物がみんな嫌い
久しぶりに井浦様の作品鑑賞!ほとんど観終わったから関係ない映画ばっか観てた。そして夜更けにボーッと観てそのままスムーズに寝に入れる映画がいいなぁ~という流れで思いついたのがこれでした。そして大正解、途中までで爆睡。良いのか悪いのか。
冒頭のディスコ(クラブ?)で踊っている麻生久美子と、中野駅の高架にかかった「アッ、あぶない!」の標識の「アッ」に猛烈に時代を感じた。昭和の映画ではないのにね。ちょっと前の邦画って40年前の洋画と同じくらい破壊力あると思うんだ。
とりとめもない日常がダラダラと続いていく本作でとにかく強調すべきは、井浦様の、ほとんど白に近い金髪と、透き通るような肌。髪と、肌。大事なことだから二回言った。あまりの透明感で、本当に向こう側まで見えそうだった。美しさって罪。若さって罪。一方クラブで人を殴ったり悪夢にうなされて夜中に飛び起きたりするシーンの迫力のなさには驚いた。元来すばしこいタイプではない。
麻生久美子の生息地はものすごい面白くもないしものすごいダサくもない映画だと思う。こないだ観た大泉洋のやつ、なんだっけ。もう忘れた。圧倒的に幸薄そうな割に妙に堂々としている表情があんまり好きではない。微妙に不幸な役が多い気がする。今回は公園のベンチでリチオと二人たそがれるシーンで「この横顔の口元誰かに似てる...」と思ったら、HEROESに出てくるクレアだった。不死身のクレア。なんて皮肉。
宮崎あおいの役柄には全然魅力を感じられずに終わった。姉の彼氏を寝取って、それを告白した翌日に姉が交通事故で死んで、葬式では悲しそうに振る舞って、その後も彼と一緒にいるって何よ。というか、ぶっちゃけリチオのキャラクターもまるで好きになれなかった。全体的に何考えてるのかよくわからない人たちの物語がダラダラと続いていく。途中で何度もやめようと思ったけど一応井浦様の主演作だから最後まで観た。原作、あるいはキャストが好きな人じゃないと楽しめなさそう。
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