劇場公開日:1981年4月11日
解説
高畑勲監督が、はるき悦巳の同名漫画をアニメーション映画化。大阪の下町を舞台に、しっかり者の小学生チエと周囲の人々が織り成す日常を人情味あふれるタッチで描く。小学5年生のチエは、ぐうたらな父親テツに代わり、家業のホルモン焼き店をひとりで切り盛りしている。博打とケンカが大好きなテツは行く先々でトラブルを起こし、チエは振り回されながらもたくましく生きていた。そんなチエは、別居中の大好きな母親ヨシ江に時折こっそり会うのを楽しみにしていたが、ある日一緒に出かけたところをテツに見つかってしまい……。声優には関西出身の俳優や関西で活躍するお笑い芸人を起用。主人公チエを中山千夏、父親テツを西川のりおが演じるほか、京唄子、鳳啓助、横山やすし、西川きよしら豪華メンバーが揃った。本作のヒットを受け、1981年よりテレビアニメ版も制作された。
1981年製作/110分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1981年4月11日