じゃりン子チエ

ALLTIME BEST

劇場公開日:1981年4月11日

解説・あらすじ

高畑勲監督が、はるき悦巳の同名漫画をアニメーション映画化。大阪の下町を舞台に、しっかり者の小学生チエと周囲の人々が織り成す日常を人情味あふれるタッチで描く。小学5年生のチエは、ぐうたらな父親テツに代わり、家業のホルモン焼き店をひとりで切り盛りしている。博打とケンカが大好きなテツは行く先々でトラブルを起こし、チエは振り回されながらもたくましく生きていた。そんなチエは、別居中の大好きな母親ヨシ江に時折こっそり会うのを楽しみにしていたが、ある日一緒に出かけたところをテツに見つかってしまい……。声優には関西出身の俳優や関西で活躍するお笑い芸人を起用。主人公チエを中山千夏、父親テツを西川のりおが演じるほか、京唄子、鳳啓助、横山やすし、西川きよしら豪華メンバーが揃った。本作のヒットを受け、1981年よりテレビアニメ版も制作された。

1981年製作/110分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1981年4月11日

スタッフ・声優・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1

(C)はるき悦⺒/家内⼯業舎・東宝・ユニバーサルミュージック・TMS

映画レビュー

5.0 映画のチエちゃん

2025年11月22日
Androidアプリから投稿

私は「アルプスの少女ハイジ(TVシリーズ)」「母をたずねて三千里(TVシリーズ)」「赤毛のアン(TVシリーズ)」と本作劇場版で高畑勲監督に入れ込んだ者ですが…十何年か振りに鑑賞すると、どうもタイミングがビミョーなところが多い。決めるところは決まっているんだけど、何気ない会話や歩行、所作あたりがどうにもズレている。当時は気にならなかったところをみると、私のアニメを観る感覚が現代の作品に侵されてしまったのか。
それはそうと、丹念な背景にキャラクターの心情を重ねるシーンは巧い。
間というか、ここら辺が映画なのだと思う。生死をかけた戦いをして見せなくとも、人が人を想い、息吹を感じさせる。高畑勲氏は映画監督なのだと思うのである。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
K・M

5.0 アニメの総集編

2025年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ウィキペディアによると映画版もアニメ版も1981年の作品だ。
アニメをリアルタイムで見たはずはないので、レンタルビデオだろうか。
UーNextにあったので、懐かしく鑑賞。
内容的には、アニメ版をグッとコンパクトにまとめた作品なのだけれど、ストーリー的にも無理がなく良い作品だ。
さすがは高畑勲さん。
できればチエの友人であるヒラメちゃんにも登場して欲しかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ピッポ

5.0 新宿武蔵野館

2025年6月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

新宿東口映画祭。2回目とも鑑賞。「春の予感」が最高。グッと来ました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
あくび

4.5 賢い女の子と體だけ大人で知能が子どもの父親の話

2025年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

癒される

カワイイ

 アニメのクオリティ良し、内容良し、声も良い、キャラクターも良いので大好きな映画です。通天閣もあって、電車や遊園地の描写もリアルで、背景も見ごたえがあります。お母はんとチエが観賞した『ゴジラの息子』が実写で驚きます。

 小学生が働いたり、父親が参観日に他の子にゲンコツくらわしたり、道路の真ん中で女の子に金タマ出すよう親が勧めるとか、警察の自転車盗んで目茶目茶にしたり、小学生に酒を呑ませたりと非常識なことが沢山あって面白いです。二足歩行する猫たち(小鉄やジュニア)の存在も良い味付けになっています。

 チエがカワイイのは勿論ですが、テツことお父はんの言動も、ある意味カワイイです。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
Don-chan