「きれいごとではなく、正直だから信用できる」海猿 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
きれいごとではなく、正直だから信用できる
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トイレ臭い、しょんべん、大便等の発言、お尻丸出しシーン、ラブホでのルパン三世のようなベッドへのダイビング等、さらけ出す感じが、観ていて氣持ち良い。
BARBEE BOYSの杏子さんが食堂で働いていたり、斎藤 工さんが出演していて嬉しい。
藤 竜也さんと伊藤英明さんの演技がとても良かった。
ヒロイン(加藤あい)の行動も謎めいていて面白い。
好きなシーンのひとつに、バスに乗った仙崎大輔と伊沢環奈が、トンネル通過中に、ジャーニーの『オープン・アームズ』(1980年代のポップ・クラシック)の曲をバックにKissする場面がある。
ちなみにラストも同じ曲。
恋愛パートは、あまり相手への想いを丁寧に描写していない。
お互い不器用なのか氣持ちが伝わってこないが、わりとリアルで、想像を掻き立てられる。
仙崎大輔の愛には種類があって、愛のうちの"恋愛"の対象が伊沢環奈オンリーという硬派さが良い。
今作は、史上初の海上保安庁の協力が話題になった。
全体的に映像の迫力があり、内容も恋愛に限らず、愛を感じるテーマで印象に残る。
次回予告的な映像はハリウッドなみで凄い。
続編『リミット・オブ・ラブ海猿』への期待が高まる。
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