劇場公開日 2004年4月17日

「さらば、愛しのスナイパー。」恋人はスナイパー 劇場版 syu32さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0さらば、愛しのスナイパー。

2018年11月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

楽しい

興奮

「日曜洋画劇場」での地上波初放送を鑑賞。

初鑑賞の際、原作に西村京太郎の名前がクレジットされていて、めちゃくちゃ驚きました。十津川警部出て来るんかな、と思いました(笑)
原作となった「華麗なる誘拐」を読みましたが、“日本国民全員を人質にする”というシチュエーションのみを拝借しているんですねぇ…。結構スケールのでかい話でとても面白く読めました。主人公は十津川警部じゃなくて、左文字進という私立探偵でした。

それはさておき、2本のドラマスペシャルを経ての劇場版。
ドラマは親と一緒に観ました。家族で「面白いね」と言い合いました。いい想い出です。

無差別連続狙撃事件が発生。前代未聞の事件には凄腕スナイパーの影が…。
事態を重く見た警察上層部は、超法規的措置により“伝説のスナイパー”ウォン・カイコーを釈放し捜査協力を仰ぎます。
そして彼は警視庁国際捜査課の刑事にしてかつての想い人、きなこと運命の再会を果たします…。

ウォン・カイコーときなこの悲恋が切な過ぎました。まさに禁断の恋…。
「明日に向って撃て!」的なラストが衝撃的でした。

きなこの父親役のいかりや長介がこれまたいい味出してました。本作がどうも遺作みたいです。もっと演技している姿を観たかった…。

しゅうへい