APPLESEED アップルシードのレビュー・感想・評価
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3Dライブアニメ
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人間とアンドロイドが共存する「ブレードランナー (1982)」に似た近未来、物語は、核戦争を含む大戦後の荒廃した地球が舞台。元ロサンゼルス市警察SWAT隊員のデュナン・ナッツと、サイボーグ化されたパートナーのブリアレオスは、壊滅した無人都市でロボット兵士に襲われます、助けに来たのはアンドロイドのヒトミが仕切る人口島「オリンポス」のヘリと兵士たち、助けられた二人はオリンポスに向かいます。
オリンポスは生き残った人類とアンドロイドが共存するユートピアもどき、ただ都市を管理するAIガイアと政府の長老たちがアンドロイドの消滅を防ぐため生殖機能の復活を模索、アップルシードというのはアンドロイドの生殖機能復活に必要な基礎データのことでデュナンと、ブリアレオスが捜し出します。ところが長老たちは争いを止められない人類に絶望感を抱いており生殖機能のウィルスによる停止をも画策、デュナンたちが必死で抵抗します・・。人類とロボットの抗争はいくつもの映画になっており、今更ながらの感は否めませんが本作は人間同士の葛藤がテーマ、見どころはTBSCG部の曽利さんが編み出したモーションキャプチャー(実際の役者の演技をCGキャラクターに反映させる技術)とトゥーンレンダリング(3DCGのキャラクターをセルアニメ調に変換する技術)を組み合わせた「3Dライブアニメ」という独自の手法でしょうね。迫力十分で面白かったです。
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