「長駄文、失礼します…この映画も好きです、ラスボスは大嫌いだけど…」映画ドラえもん のび太の日本誕生 tabotyokoさんの映画レビュー(感想・評価)
長駄文、失礼します…この映画も好きです、ラスボスは大嫌いだけど…
Wikipediaによると、本作品は、テレビ朝日開局30周年。ならびにテレビアニメ10周年記念作品と、かなり力を入れたのかなと思わせる映画だったみたいですね!
また第7回ゴールデングロス賞※なるものを受賞した作品だとか!凄いわ…。
※ゴールデングロス賞(釈迦に説法でごめんなさい汗)…1983年に全国興行生活衛生同業組合連合会が創設した映画の賞。全国の映画館主によって選ばれる、1年間の映画作品のうち、最も興行成績の良かった作品、観客を詠んだ映画スター、監督に贈られる賞 Wikipedia引用
だそうです! へええ、この映画そうだったんだ‼︎ 知らなかったです(ビックリ)
ただ、観客動員数は、2018年の「のび太の宝島」に破られたとか。それまでは不動の映画だったってことだから、やはり凄い映画…。(ビックリ2)
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主要メンバーの家出騒動で映画の幕が上がり、「日本全国には持ち主がいる、じゃあどうすれば家出ができるのか?」と、本気で悩むメンバーたち。
そのときのび太の頭上に天啓が降りる。「なら、誰もいない時代に行けばいい!」と。いそいそとタイムマシンで70000年前の日本に飛ぶメンバーたち。
そこからこのお話はスタートします。
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なんやかや、この子達は、日本の祖先を勝手に中国大陸から連れて来ちゃってて(まあ、ヒカリ族の方々は喜ばれていたから良いんですけど汗)ほんとに自分たちのご先祖を作り出しちゃってて笑っちゃいました。
君たち、いつも思うけど、一歩間違えたらギガゾンビとやってること変わらないからね!?(ヒヤヒヤ)
あとこれだけは言いたいのですけど、私、この映画のラスボスが、一番、嫌いです。(声優さんは好きです)情けないからです。
自分の生きてる時代で何かすればいいのに、それをしないで、相手を怖がらせて意のままに操るやり口がもう腹立たしい…。
タイムパトロールの皆さんに御用となる最後でしたが、足りないと思います。
理由1. サーベルタイガーが出てくるあの"見せしめ・処刑場"。あれきっと、ギガゾンビは一回や二回じゃ無いと思うんです。あそこで命を散らされた方はきっとなかなかいると思うので、足りないと思います。
理由2. つちだまの発言。あの、ヒカリ族の人たちを無理やり縄で縛り、歩かせ、常闇の宮に連れて行こうとするシーン。つちだまはその時「手向かう者、歩かぬ者、○して、先を急げ」と発言してます。あれ、そういう命令出してるのは間違いなくギガゾンビでしょう。だからこそ、そんなことで簡単に人の命を奪おうとするギガゾンビのキャラクターがわかるシーンなので、個人的足りないポイントに加算されました。ガチで許せない。
それとは反して、ククルのキャラクターに感動します。なんというかドラえもんに出てくるゲストキャラは反して魅力的ですよね。
狼のロウを飼っていたくだりをのび太に話してくれるシーンは心温まります。
ラストのシーンは涙腺に軽くタップダンスしてきますし、最後まで素敵な映画だったと思います。ありがとうございました。