「機械にいいこと悪いことを区別する力なんてないわ」映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城 HIROさんの映画レビュー(感想・評価)
機械にいいこと悪いことを区別する力なんてないわ
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2025年1月21日、Amazonプライムで視聴。
ドラえもん映画第4作目。
亜人型では無く地上の技術を超える科学力持って海底都市築くタイプの海底人の設定や人間が滅びた後も自動攻撃行動を続けるコンピュータ等設定周りは良く、バミューダトライアングルの解釈も中々面白い。
前作ではジャイアンが目立ったせいか今作では主にトラブルメーカーポジションに落ち着き、本作ではしずかちゃんがかなり目立つ、本作から口調や性格も現行のものに近づいたあたりキャラも固まってきた印象。
ゲストキャラ件ひみつ道具でもあるバギーちゃんに関してもそのしずかちゃんとの絡みが多いのと強烈なキャラや壮絶な最後とかなり印象的なキャラなのだがジャイアンとスネ夫見殺しにしかけるシーンとかはかなり怖い。
一方で本作のゲストキャラで後半は行動を共にしてくれる海底人のエルに関しては橋渡し役件親切なお兄さん程度の存在感だったため明確な仲間キャラの割に印象がちょっと薄かった気がする。
SF的な要素など単体での個人的には完成度は結構高いと思うんだけど似た設定の作品が多いからかリメイクの機会に恵まれなかったのが残念。
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