映画ドラえもん のび太と夢幻三剣士のレビュー・感想・評価
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夢は終わったんじゃないの?
2025年2月1日、Amazonプライムにて視聴。
ラストの意味不明さがよく話題になる映画第15作。
夢幻三剣士のタイトルながら「パラレル西遊記」以上にのび太無双が続きジャイアン、スネ夫に関しては脇役所が最終的にフェードアウトするという不遇ぷりが目立つ。
その分しずかちゃんのヒロインとしての存在感はあがっておりのび太との恋愛模様が少し進展したように演出されてたのはよかったかも。
正直ストーリー本編に関してはのび太に都合良い形で展開する冒険もの的な感じなのでそんなに面白くない反面、のび太としずかちゃんががちで死亡したり意味深なラスト等雰囲気は怖いと言うより結構不気味、
特に敵キャラのトリホーは現実世界に干渉してきたりラストに顔そっくりなロボットが登場したりと明らかに他のオドローム配下と違う扱いされてたけどあれは結局なんだったのだろう?
当のF先生ご本人がある種の失敗作とまで言っているくらい迷走気味の作品ではあるがとりあえず挿入歌の「夢の人」は凄く良いです。
藤子不二雄らしさ全開
藤子・F・不二雄って、わたしの中では気味悪いSF(少し不思議)を描く作者だと思っていて、日常の中にSF(少し不思議)があるのが彼の世界観だと思います。
夢幻三剣士という作品。これは唸る。
どこまでが現実でどこからが夢か。最後には混ざってしまったのか、それとも、元からこうだったのか。
子供向けではあります。ですが、細かい所まで理解しようとすれば大人でも難解な作品になります。
テンポも良かったし、ストーリーも後味が残ってよかった。小気味よいエンディング曲が流れ始めるが、一筋縄ではいかない疑問を最後になげかけて終わる。
映画ドラえもんを自分の幼少期のものしか見た事がなく、昔の作品は見た覚えの無い自分からすると、かなり面白く思えた
ゾッとする系ドラえもん
何度見たかわからん。
ぞっとする系ドラえもん劇場版。
夢と現実がゴッチャゴチャになってくのも怖いし、
ラストも怖すぎる。
道中はそれとなく冒険物にしてるけど
考えれば考えるほど不気味な作品。
教訓ではなくSF作品。
16.4.4
しずかちゃん大活躍でのび太はオマケ
白銀の剣が恐ろしく強く、万能(笑)
のび太の良いところは優しい所なのは良くわかるが、怠け者でもあるんだよな。
オドロームの使い魔がのび太をワザワザ夢の中へ誘い込まなければオドロームが支配したのに。
物語はオーソドックスに進んで、現実世界の都合上、夢から覚めるのを繰り返す為にいつもの冒険に見えるが、裏ボタンで一気に雲行きが怪しくなるのは面白い。
ラストはいつもと違う展開でたまにはこう言うのもありと思う。
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