陰陽師IIのレビュー・感想・評価

この頃は「もののけ姫」が流行った後なので、この類のライ●ノベルは受けたんだね。
でも、東映動画「わんぱく王子の大蛇退治」や手塚治虫先生のどろろ、火の鳥、安達が原、バンパイア、きりひと讃歌、三つ目がとおる
を大いにリスペクトしている。

映像的には「狼男アメリカン」だね。
フィクションの映画ゆえアクションをもっと欲しいね。

追記
女装して舞う場面が登場するが、これがお能の伝統。一方、歌舞伎はそもそも女性の舞から始まってると知っているとおもしろきなり。

　"陰陽師" シリーズ第２作。

　"月曜ゴールデン特別企画" で３回目の鑑賞。

　原作（第１巻）は既読（鑑賞当時は未読）。

　前作からストーリーがスケール・アップして、神話の世界にまで踏み込んでいました。少々風呂敷を広げ過ぎた感あり…
　呪術対決も期待したほどの分量がなく、清明が話し合いで解決してしまう展開に肩透かしを食らってしまいました。
　全体的に、前作よりトーン・ダウンしていた印象です。

それ以上でもそれ以下でもない。
今はいっぱしの役者たちも20年前は大根だったな。それからの精進が彼ら彼女らを育てたかな。
おそらく原作の面白さも伝わってこないし、特撮もちゃちだし。なんだかねって感じで、がっかり。