ドッペルゲンガー(2003)のレビュー・感想・評価
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黒沢清な気配は好きだ。
ホラーネタを喜劇に転換する試みは分かるが成功したかは疑問。
役所の二役も「Shall we…?」と「シャブ極道」とを別々に観た方が愉しめよう。
が、黒沢清な気配は好きだ。
廃墟と深緑、ファーストカットのカメラ横移動のタイミングの不穏。
【自らのドッペルゲンガーにより、"本来の自分自身"を見いだした人々の"荒唐無稽"だが、面白き物語。あのラストをどう観るかは貴方次第である。】
-ドッペルゲンガー:自分とそっくりな姿をした分身。但し、性格まで同じとは限らない・・。-
・ある企業の研究者ハラサキは「人工人体」の開発に行き詰まっていた。そこに現れたハラサキのドッペルゲンガー。性格はハラサキと違い、自由翻弄だ。
・同じく弟ナガイタカシを亡くしたマヤの部屋にも、弟のドッペルゲンガーが現れる。
・ハラサキは自らのドッペルゲンガーが見つけて来たキリシマの助けを借りながら、「人工人体」を開発し、ロボット企業に売りつける直前まで行くが・・。
ハラサキの性格は、殺した筈の自らのドッペルゲンガーに酷似していた・・。
〈黒沢清監督は、常に"こちら側"と"あちら側"をテーマとして作品を作り続ける監督だ。今作品もコミカル要素をまぶしながら、生身の人間と生き写しのドッペルゲンガーとが、出会った事で、引き起こされる悲喜劇を描いている。
「人工人体」のチープさと、物語設定の粗さが気にはなるが、奇想天外な発想には、観いられた作品。〉
■2020年9月14日
黒沢清監督の最新作「スパイの妻」が、ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した。
心からお祝い申し上げます。
生き残ったのはどっち?
医療機器の開発者が主人公(役所広司)、自分の分身であるドッペルゲンガーが現れる。
前半はこのドッペルゲンガーに振り回されるのだが、後半はガラリと変わり・・・。
少し笑えるが、要注意。
撮影手法が素晴らしい。
黒沢明監督の撮影の仕方が素晴らしい
俳優もみんな素敵。
役所広司・永作博美・ユースケ・サンタマリア 豪華だね
けど内容がね,ぱっとしない終わり方
それが狙いなんだろうけど,ちょっとちがうんです
DVDの特典映像を見たら
カットしたって幻のシーンがあったのね
…なんでカットしたんだろう…すごい丁寧に撮影されてたのに
あった方が絶対よかった……!!
映画ではどっちが本物か一目瞭然なんだもん
なんていうかガッカリ
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