「ジラーチに癒される映画」劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
ジラーチに癒される映画
クリックして本文を読む
ジラーチに癒される映画。ジラーチの見た目と声(鈴木富子)が可愛い。女だか男だか分からないふわふわした声が魅力的。あの見た目で一人称がまさかのボク、女の子かと思ってたから驚いた。声優さんは七夕に亡くなったらしいけれど、だとしたら運命を感じる。
お腹からパカーって開く真実の眼はちょっと怖い。それでも閉じてれば可愛いから問題ないけれど。見た目が可愛いからバトラーに力を吸われるシーンは見てて辛かった。ジラーチをペットにして、ぎゅーして撫で撫でしたい。
悪役(バトラーとダイアン)バックボーンが描かれているのも良かった。自分をバカにしたマグマ団を見返したい科学者バトラー、それを止めたい幼なじみダイアン。ポケモン映画にしては珍しく、悪役の描写が多めで感情移入できた。自分のプライドを傷つけたやつに、自分の得意分野で見返したい気持ち分かるよ。ジラーチを使って生み出したのが失敗作グラードンってのが切ない。ズルして近道したって努力は実らないってことかな。
共闘もあり、最後は和解エンドでスッキリ終わったのも良かった。ポケモン映画で悪役と共闘するのはレアだし、悪役の退場の仕方もあっさりしてるのが多いしね。
メインポケモンが可愛かったのと、悪役のキャラが好きになれたので、ポケモン映画の中では面白かった作品。
コメントする