「色んな表現が」呪怨 kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
色んな表現が
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自宅で動画配信サービスを利用して視聴しました。
これまでも2,3回見ていますが、久しぶりに鑑賞しました。
この作品単体でも怖いことは怖いですが、人間関係などはビデオ版がそのまま継続されているため、見ていた方が人や時の流れを感じられてストーリーに入り込みやすいかもしれません。
ビデオ版よりも映像が綺麗ですし、表現が増えたようにも感じます。
仁美が布団の中で襲われるシーンは何度見ても怖いですよね。布団の中に入ってこられたら逃げ場ないじゃん、と思うと共に、怖いときは布団をかぶる、という割と多くの人が経験したことがある状況で襲われるのは、より絶望感を感じさせられます。
マンションのエレベーターの外に俊雄がいるというシーンもロックオンされている感、逃げられない感がありますね。
また、遠山といづみの話で、時間を越えるシーンがありますが、これまでの呪怨になかった表現で、新しい展開を生み出せていたと思います。
理佳は伽椰子の経験を追体験させられるわけですが、これも辛いですね。
映画の最後は、呪怨の連鎖で町から人がいなくなった、という表現だと思いますが、ビデオ版の呪怨2の別表現、と捉えるべきなんでしょうね。かなり唐突感はありました。
怖いですし、ビデオ版にはなかった表現がいくつもありましたが、おどろおどろしさや何が起こるか分からない感はビデオ版の方があり、そちらの方がより楽しめるかな、とは思います。
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