劇場公開日 2002年12月7日

刑務所の中 DOING TIMEのレビュー・感想・評価

全15件を表示

3.5心のつぶやきが面白い

2025年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

刑務所の受刑者たちの生活を描いた物語。
というのがこの映画の概要。

主人公をはじめ全主要キャストが魅力的でした。
でも物語はドキュメントのようにたんたんと進む。

「刑務所ってこんな感じなのかな」と新しい発見ができるような映画ですね。
多少は脚色されているんだろうけど「こんな感じなんだろう。」としては残ってます。

やっぱり規律を守らせることで「二度とここには来たくない」と思わせるような生活。
そういうのを狙って刑務所では規律を守らせきびきび動かせる。
そして、教官(という表現で合ってるのだろうか・・・)は必要以上に厳しい。
まぁそれも上記のような意識を持たせるためなんだろう。

でも物語の描き方としてはそうした生活を笑いあり、楽しい生活として仕上がっている。
娯楽もあり テレビもあり笑いもあり。

それにしても、一番おかしかったのは主人公の心のつぶやきでした。
結構良いタイミングでのつぶやき。
それだけを楽しむためだけに観るものありかもしれません。
そこだけを求めた結果新しい発見もできる、そんな映画ですよ。

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ノリ

4.0ほんわか

2024年5月29日
Androidアプリから投稿

人は心の持ち方なんだろうな。

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karasu

4.0劇場公開時鑑賞。シネクイントだったかな。

2022年7月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作は未読。アフタヌーン誌に連載していた『天水』が好きだったので、連載中に花輪氏が逮捕されて、かなりショックだった。まさかその体験を漫画にして映画化までされちゃうのだから人生何が起こるかわからない。
もっと殺伐としてるかと思ったら、何ともすっとぼけた味わいで、平和でのどかなお話だった。リンチもスタンドバトルもないので、つい「ちょっと体験してみてもいいかも」と思いそうになる。あぶない。

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なお

3.0ビューだね

2021年6月12日
iPhoneアプリから投稿

受刑者番号222の花輪が主人公で体験記だからほぼ実話でしょう。
映画のように実弾を発射したことあるのかわかんないけど、実際に銃砲刀不法所持で逮捕されたガンマニアの漫画家ハナワカズイチが描いた獄中漫画「刑務所の中」の実写映画化。
漫画家ならではの視点で凄く緻密に記録された刑務所ライフ。
実際に規則だらけで辛いはずなのだが、そこは心の持ちようというか。
ちびまるこちゃんの花輪クンの名前の由来の人。

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collectible

4.0文学的な時間と空間。

2021年2月8日
iPhoneアプリから投稿

傑作。
子供じみた収監生活を通して人の生を撮る。
無理にコミュニケーションしなくて良い、貧富の差も労働における能力の差も問われ無い。
ただ禁欲に寝て働いて喰う。
皆がそれにしっくり収まってしまっている。
何と文学的な時間と空間だろう。

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きねまっきい

3.5山崎努・香川照之・田口トモロヲ・松重豊・村松利史が同室w

2019年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

花輪和一の原作漫画は少しだけ読んでの鑑賞。
なんせ原作者の実体験が元なのでリアルもリアル。刑務所の中とはどんなものか?という興味関心に答えてくれる内容。90分台の小品だが、クスクスと笑え、淡々と味わい深く、キャスティングの妙で楽しませてくれる。

主人公山崎努がいい塩梅に枯れているので、刑務所もこういう風景に見えるのだろうな、と思った。独居房の方が充実するというタイプはそう多くはないんじゃないかな。

食事メニューに対して異様に執着してくるとか、単純作業が楽しくなってくるとか、囚われの身で規制がなければわからなかったであろう人の内側の不可思議さが描かれているのが面白い。なんでもできる環境より、縛りがある環境の方が人はクリエイティブになれるんじゃないかと、突飛だけどそんなことも考えた映画でした。

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散歩男

3.5木下ほうかの弁舌爽やかな殺人の過去

2019年11月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

「バーン!討ち取ってやった♪」という木下ほうかの清々しい殺人の過去を振り返るシーンが面白い。あとはとにかくムショメシ。アルフォートが食いたくなる映画。

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さすまー

2.0刑務所に入りたがる人増えそう

2019年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 何だか刑務所に入りたくなる。コミカルな小ネタ満載でクスクス笑っちゃうのだ。食事もすごく美味しそう。そして暴力やゲイ問題もなく、汚いシーンもない。

 しかし、何でこんなのを映画化するのか?刑務所に入りたくなる人を増やすだけだ。しかも、今の不況の世の中では刑務所内でも仕事は少ないはずで、間違った考えを押し付けてはならないでしょ。テレビでよくやっている潜入女子刑務所とかのシリーズのほうがいいかも・・・

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kossy

4.0リアルだ。

2019年1月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

楽しい

ある方がレビューされているように、この作品の中に出てくる「場面」「物」「風景」はとてもよく描かれていると思います。
漫画家さんである花輪さんは「塀の中」を記憶し、出所したのちすぐに作品を書き上げたのではないでしょうか。
しかも非常に「コミカル」に。
これはもし被害者が鑑賞したら憤りを感じるかもしれません。
こんなに楽しい世界で生活しているのかと。。

この映画を否定するわけではないのですが、花輪さんがあえて描写しなかった「塀の中」は例えばこんなことでしょうか。

室内なのに凍傷、陰湿ないじめ、殴る蹴るの喧嘩、トイレに行かせてくれなくて〇〇〇〇、病気なのに病院に〇〇〇〇もらえないこと、反社会組織の方々と同じ部屋での生活。

この作品はあえてコミカルに描かれています。
塀の中に入ったことのない人が観た場合には「楽しそう」と思われるかもしれませんが、元受刑者の私が観た場合は「二度と入りたくない」と涙するくらいです。

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元囚人

3.0小さな喜び、小さな幸せ。

2018年12月12日
Androidアプリから投稿

通常陰鬱だったりバイオレンスだったりする獄中をコミカルに描いた作品だった。

刑務所の中の小さな喜び、小さな幸せ。多分それはかたぎにはわからないんだろう。

めっちゃ笑える‼️めっちゃ面白い‼とは言えないが、ちょっとほのぼの。ちょっとクスリ。そんな映画。

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カミムラ

3.5犯罪者がこんなに幸せでいいはずがない。知らない世界。

2017年9月11日
iPhoneアプリから投稿

これまで、自分は無知でした。
犯罪を犯した人間は、「罰させられている」のだと思っていました。

なんとなくで中世の時代のようなイメージをだったのでしょうか。
罰=苦痛
をもちろん与えられていると思い込んでいました。
まさかこんなに幸せな暮らしをしているとは。

憤りの気持ちでいっぱいです。

もちろん映画だということは分かっています。
この気持ちを教えてくれたこの映画には感謝です。

犯罪者も人間です。もちろん承知の上です。
ただ、もっと苦しむべきだ。
考えさせられた。

映画自体は、ゆっくりと時間が進んでいく。
こんなに和やかな雰囲気で刑務所を描いた映画は他にないのではないだろうか。

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うえあおい

3.0フィクションみたいな作り方

2016年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

知的

話も淡々と進むし、盛り上がりやクライマックスもなく、エンディングまで観てしまいました。以外と知らない堀の中の小さな社会。罪人のみがいるだけで何もシャバと変わらない。演技のうまさが光るキャスティングもあり、何かフィクションを見てるかのようなリアルさと納得感がありました。
多少エンタメの堀の中の・・よりは面白いかな。

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としぱぱ

4.5よかった

2015年9月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

刑務所の中の話だけれど、なんだか心がほんわかした。食事シーンすばらしくよい。すきな映画になりました。

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なつこ

3.0ほのぼの

2015年8月9日
iPhoneアプリから投稿

終始ほのぼの。刑務所ってこんなほんわかした場所なの?って思ってしまうくらい笑

個人的に好きです。

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92'

4.5ジワーッとくる

2015年4月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

山崎努さん演じるハナワのナレーションを聞きながら刑務所内の出来事をのほほんと見ていく物語。

時系列などはあまり気にせずとも、出来事ごとに話が進んで行くので、見る側としても楽に楽しめる作品。

脇役もかなり豪華で、ほんの数風しか出てこないのに有名どころばかり!!
特に窪塚洋介さんは凄いインパクトでした。

個人的に気になったのは、前半の挿入歌で使われていたマーラーの交響曲第5番アダージョ。
とても有名な音楽ですが、まさかあの場面で、あの映像の後ろで流れてくるとは..と驚きでした。

そしてラストシーンのタンポポ。
良い意味で雑草のようにどこにでも咲くことのできるタンポポ、その力強さを見せたかったのでしょうか。
罪、刑務所、更生..タンポポの花に全部が包みこまれた気がしました。

また深夜に一人でほわぁーっと見たい。

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May0u