恋に唄えばのレビュー・感想・評価
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ミュージカル少なめのミュージカル映画
2002年公開作品
久々に2度目の鑑賞
いつのまにかどこのツタヤも置かなくなった
動画配信も最近まで全くされておらず(知る限りWOWOWのみ)鑑賞するにはYouTubeに頼るほかない
それなりの理由があるんだろう
この作品の動画は韓国人がアップロードしているので字幕はハングル文字
韓国語の勉強になるかもしれない
監督は『ガメラ 大怪獣空中決戦』『毎日が夏休み』『デスノート』『デスノート the Last name』『ゴールド・ボーイ』の金子修一
脚本は『ゴールデンスランバー(2010)』『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 出題編』『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 解答編』『殿、利息でござる!』『決算!忠臣蔵』の中村義洋
脚本は他に『ゴールデンスランバー(2010)』『残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋』『殿、利息でござる!』『アイネクライネナハトムジーク』『悪党 加害者追跡調査』の鈴木謙一
突然別れを告げられた元恋人を追いかけ壺から出てきた魔法使いと一緒に日本からオーストラリアのメルボルンに会いに行くファンタジーコメディー
優香映画初出演にして初主演
当時22歳くらいか
演技も歌もたしかに今ひとつかもしれないが気になるほどじゃなかった
月曜ドラマランドなどなどもっともっと酷い代物を見てきたから論客と違い基準がとても低い
監督も悩んだらしい竹中直人だが自分は個人的に好きな方なのでさほど気になることはなかった
ただ壺からの初登場シーンはあまりにもやりすぎ
ポンコツ氏は監督が優香より梅宮万紗子に関心があると感想文で書いてあったがそれは彼のいつものことながらの勝手な思い込みであり全く論理的ではない
いくら頭がおかしいと自称したからと言ってそれが免罪符になることはない
ミュージカル映画と銘うっているがなかなかミュージカルが始まらない
開始から30分近く経ってから
ブリスベンで手品師に財布を盗まれ一文無しになり皿洗いのバイトをするハメになるところからやっとミュージカル
全体的にミュージカルが少ない
ミュージカル映画のはずなのに
もっとふんだんにミュージカルのシーンを大幅に増やすべきだった
なぜこうなった
クライマックスのミュージカルはまあまあ良かっただけに
篠原ともえは最後の方で登場する
帰国後ユミはデパートを辞めて花屋に転職している
篠原ともえ演じる花子はユミの同僚ということになる
正体は壺男
竹中直人が演じた役は篠原ともえが演じた方が良かった気もしないではない
劇場予告編はYouTubeで観れるがこの作品のTVスポットは観ることができない
当時ナレーションは篠原ともえが務めうまく編集され面白かった
今思うと彼女は若い頃から表現者としてかなり有能な人物だと再確認した
配役
デパートの紳士服売り場で働く桜井ユミに優香
魔法使いの壺男に竹中直人
ユミの元カレの鐘持サトルに玉山鉄二
小型犬に化けている魔法使いの長老に古田新太
花屋の店員の花子に篠原ともえ
サトルの妹的存在で余命わずかなエリコに梅宮万紗子
医師の山田に田口浩正
エリコの父の聡一郎に石田太郎
催事場(大アラビア展)担当者に片桐はいり
鐘持家の家政婦に石野真子
スチュワーデスに中山忍
課長(ユミの上司)に田山涼成
結婚式の進行役に津田寛治
花屋の店長に徳井優
天使に菅野莉央
花屋の客に柴田かよこ
クマの声に山田ふしぎ
シノラーもついに結婚?
ひとつだけ願いをかなえてもらえることになり、サトルとよりを戻したいと願うユミ。オーストラリアへ旅立ったと知った彼女は、結局自腹で現地へ向かうことに・・・いきなり手品師の泥棒に遭い一文無しになった二人。そこから珍道中を繰り広げるものの、日本へ帰ってからはその部分の記憶を失ってしまう。
サトルは死期が迫る幼なじみに付き添っていたが、願い事をその子を甦らせることになってしまったのだ。そして1年後、花屋の店員となったユミと姿を変えた壺男が結婚式場へ向かう。竹中直人が篠原ともえに変身するなんて、かなりいいキャスティング。動きがそっくりだ。竹中直人はうざいだけの演技だったけど、この篠原ともえの歌がいい。もちろん優香ちゃんもいい。ミュージカルを作るという勇気にも・・・
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