森の学校のレビュー・感想・評価
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たくさんの人に観てほしい
なぜソフト化されずに、スクリーンでの上映にこだわるのか。もし、この映画がソフト化され、レンタルや自宅で簡単に観ることが出来るようになってしまったら…この映画の価値や有り難みが失われてしまうと感じるほど、西垣監督の思いが込められたとても素敵な映画でした。
物語は、昭和10年代の兵庫・丹羽篠山を舞台に、三浦春馬くん演じる歯科医の三男坊・雅雄の友人や家族との物語が時にはやんちゃに、時には悲しく綴られています。
今回、この映画がリバイバル上映されたきっかけは悲しい出来事でしたが、三浦春馬くんをはじめとした子役の純粋無垢な姿がとても愛らしく、爽やかな感動を抱いて劇場を後にしました。
劇場では、撮影当時や舞台挨拶時の写真も展示されており、とても温かい雰囲気に包まれていました。ぜひ、三浦春馬くんファンでない人にも観てもらいたい映画です。
以下余談です。
私の隣の席に、小学校低学年くらいの男の子がいたのですが、終始愚図ることなく大人に混じってしっかり鑑賞していて、何だか嬉しく感じました。
子供達主役の大作
ドリパスで映画館上映が決まり見に行って来ました。
2002年に昭和10年代を舞台にした作品
子供達にとってとても過酷な撮影だった事が分かる。
命の大切さを問う映画だが、祖母が無くなるまでに冒頭から虐待のシーン、後半にもしつけと称した懲罰のシーンがありこの作品が厚生労働省推薦そして12カ国に配信されている事に大変時代遅れに感じる。
パンフレットには懲罰、それを見守る父親-感動的なシーンだ
と言い放つコメントがありどれだけ古い考えの作品かよく分かる。
2000年代にこの自然豊かな作品を作るために用意された動物、虫たち。動物を扱う映画づくりはどれだけ残酷な事かはとうの昔に終わったと思っていたが…
子役たちの才能豊かさを観るには素晴らしく特に主演の三浦春馬の才能には驚かされる。
とくに涙を流すシーンはこれほどに表現豊かに演じている事に驚きしかない。
子供が主役の作品としては大作といえる。
また子供達の動物好きはこの作品では得られるものがあっただろうと思う
小さきものよ
リクエスト上映で観ることができ、とても感謝しています。
幼き日の春馬少年演じるガキ大将の思わぬやんちゃっぷりが意外でもあり、とても愛らしいです。あの笑顔はこの頃から光っていて、目力も強く一生懸命に頑張っていました。春馬少年だけでなく、他の子役さんたちも大きな自然のふところで生き生きと演じているようでした。
虫や魚、鳥など小さな生きものたちから、命の尊さを誰に教わるでもなく自分たちで理解していきます。また弱いものをいじめる悪ガキとの対決など人としての成長をノスタルジー感いっぱいスクリーンに映し出しています。
家族の繋がり、父母が子を、祖母が孫を愛おしく大切に思う心が描かれるシーンも多く、涙をおさえることができませんでした。と同時に今はもういない彼を思う悲しみも溢れてきましたが、豊かな自然の中を駆け回るたくさんの子どもたちの姿や賑やかな声に包まれて、ほんわかと温かな感情にも出会うことができました。
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