「温かい家庭、豊かな自然のなかで子どもは育つ」森の学校 ayさんの映画レビュー(感想・評価)
温かい家庭、豊かな自然のなかで子どもは育つ
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昭和10年代の丹波篠山、雅雄少年は腕白で自然のなかで生き生きしている。病気で思いどおりにならない悔しさや、祖母に謝れなかった無念さなど台詞のない時の表情は秀逸で、美代子への笑顔も優しい。ヒバリのさえずりや蛙の鳴き声はいつから聴いていないだろう?子供のころを思い出した。赤とんぼは飛んでいたし、川に魚は泳いでいた。子供は自然のなかで逞しく育つし、自然と対峙し自然な感情も生まれる。自分を見守ってくれる両親や祖母、いっしょにいてくれる兄弟、友だち、18年前の映画を今観ても心に響く。『森の学校』を観る機会を作ってくれた春馬君ファンの皆さんに感謝する。
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