映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦のレビュー・感想・評価
全46件中、21~40件目を表示
感動するってオススメされたけど、ながら見だったからかそれほどじゃな...
感動するってオススメされたけど、ながら見だったからかそれほどじゃなかった。
感動っていうか、正直最後のシーンが悲しいってだけのような気もする。
ここの他でどこか泣くポイントあった?
とにかく見て観て!!
見終わって、すぐまた観たくなり、2日連続で観ました。
「簾ちゃんにも不幸は似合わないぞォ~」なのに・・・
これからは澄み切った青空の日には
青空侍の雲を探しそうです。
「クレしん」と聞いて眉を顰める人にこそ見て頂きたい。
こういうのを「名作中の名作」だと言うのだと思う。
胸が熱くなる、良い映画
しんちゃん映画で、まさか人が死ぬとは思わなかった…
ギャグ:4 切なさ:5 その他:1って感じ。
切なさがありつつ、ギャグのキレがハンパじゃなくて、敵の大将を野原一家が討ち取るシーンは爆笑ものだった。
思わず声が出た
結末に泣いちゃう....姫の気持ちを思うともっと泣いちゃう....
なんで殺す必要が??やめて...意外な展開で声出ちゃったよ...悲しいよー!!!(泣)
他の人のレビューにあった通り確かに子供向きでないです
完全大人の方に向けた映画だと思います
設定も設定だしちょっと難しい言葉もあるし、そんでもってあの結末は子供にとっては理解し難いしちょっと刺激が強いかも....
しんちゃんの映画にしてはとっても悲しくて素敵な映画でした
一番キライなオチ
「ほら、大切な仲間が死んじゃったよ?感動したでしょ?ねぇ?ねぇ?」と押し付けられている気がしてならない。
あのオジサンを殺す必要はあったのか?
映画の締りを良くするために殺したようにしか思えない。
シリーズの中でも別格!!
2017年の劇場作品から遡って全部観ていますが、やはり別格と言う感じです。戦国時代の舞台や人々の生活をきちんと構築してから、そこに野原一家を絡ませていく形で作っていると思います。戦国描写がほぼ全てで、シリーズの他の作品とは作り方が根本的に違うと思います。これ以降、歴史シリーズは全く作られなくて残念です。「保険は下りねーぞ!!」とエクササイズ棒で爆笑しましたが、昔観た時も同じ個所で笑ったのを思い出しました。演出と絵コンテで、ガルパンの水島努が参加していて、過去の仕事も流石だと思いました。
「泣くんじゃない!」「笑うな!」って言うけど甥っ子よ
あなただって泣き笑いしていたじゃない。ほんと、ボロボロに。
小学中学年にしては、ふだんどちらかというと醒めた感じの甥。でも、真剣に感情移入して観ていたなあ。
もう、後半なんて、泣いているんだか、笑っているんだか、二人ともわからなかった。帰りは久々に同じ題材で語り合ったというより、あんなに熱く語る甥は初めてだった。
ふだんは「しんのすけ~!!!(檄)」が印象深いみさえ。
同じく普段は、畳の上のトドのごとくゴロ寝したり、バカやったりして、みさえから檄を飛ばされているグダグダな印象が強いひろし。
どこにでもいる夫婦・父と母。
そんな、あ・の・グダグダひろしが、あ・の・みさえが、ここでこう言うかぁ、こう動くかぁと、この映画に描かれていない普段のひろし・みさえを想像すると、あの台詞、あの行動がなおさら胸を打つ。
子どもを守る。ビビりながらも、子どもに大人たる姿を見せる。そのギャップに萌える。
やっぱり、クレヨンしんちゃん一家でないとだめなんだ。この映画は。
戦国時代の大人達も、しんのすけのおバカをさらっと受け入れる度量を持っていて、大人は大人できっちり生活しているから、各登場人物にしっかり感情移入できる。
未来の話を聞いて、今の生活の虚しさを知る殿さまの決断。娘を想う気持ち。それを受け入れる民草。その絆。ここでもうるっと。
一見ダメンズに見えるが、芯はしっかりしつつの青空侍。しんのすけへの態度になんて良い奴なんだ度がアップする。
お姫様も健気で可愛い。
一つ一つのエピソードを、あっさりと、だけどきっちりと話の筋を通しつつ、ギャグを入れてくる。前半はのどかな風景と相まって、戦のやるせない様子を静かに取り入れて、のどかに話が進み、後半炸裂。泣き笑いの嵐。
そして発せられるしんのすけの言葉。例え普段大人をおちょくってバカやっていても、こんなまっすぐな心を持ち続けたいなと感動~!。(大人の私は子どもにこんなふうに指摘される大人になっていないかとドキッ!ともする)
そしてラスト。迎合しない。
衝撃、余韻。このラストがあるからこの映画は普及の名作となった。
ここまでやるかというほどに時代考証がしっかりしているのは有名。
思いっきり手を挙げて見送る姫の二の腕をしっかり整える乳母。この時代に女が二の腕見せるなんてはしたないと思われていた、そんな細かいところまでしっかり描く。そんな様が本当にさりげなく描かれているから、時代ものオタクではない私は最初スル―しちゃったほど。後から見直して「あ」と気づく感じ。決してうるさくない。
大人のための映画という意見があるけど、そうは思わない。
話の筋はあまり複雑にしておらず、すっきりしている。
恋だけでなく、青空侍の生きざまとか、袖すりあうも…の縁・義とか、上に立つ者の矜持とかが、さらっとだけれど結構詰め込まれている。鑑賞しなおすたびに、心に響くところが膨らんでいく。
なのに、映画としては詰め込まれた感がない。”青空侍”のように、青空がどこまでも広がっていく感じ。そのバランスが見事。
そして、味方キャラと敵キャラの相対-民草や命を愛おしむ者たちと、ないがしろにする敵キャラ等-などで、けっこう単純に描かれており明確。
だから、小学生でも幼児でも、自分が好きなポイントにはまって楽しめる。
とはいえ、このラストの痛みがわかるのはやっぱり10歳前後位からじゃないだろうか。
子どもに本物を与えようと、妥協なしで正面切って本気で取り組んだ作品。
大人にも見ていただきたいけど、子どもにこそ観てほしい。
突っ込もうと思えば、重箱の隅をつつくごとく、突っ込めるところもあるけど、
これほどの映画に出会えた至福に感謝します。
これがしんちゃんの映画…?
内容は傑作中の傑作です、文句ありません。
ですがこれはしんちゃんの映画…?でやるべき内容だったのか。
子供はきっと理解出来ない部分が多いでしょう、完全大人向けの映画でした。しんちゃんが泣くシーンをあまり見た事がありませんがこの映画ではそのシーンが組み込まれています。
これは果たして子供向けのしんちゃん映画なのか…。
色々と思う部分はありますが名作なのは間違いありません。
大人帝国と1位2位を争う名作映画です。
初めての視聴。
終盤はただただ号泣。
クレヨンしんちゃんにここまで感情移入させられてしまうとは思わなかった。
いやでも、むしろクレヨンしんちゃんだからこそ最後まで観れたんだろうと思う。
これがセリミアルが絵柄だったりしたら重すぎて見れなかっただろう。
名作と言わざるを得ない。
食わず嫌いせずぜひ見て欲しい。
初めて通して見たんですが、動作の描写がいちいち丁寧で見惚れる。多分...
初めて通して見たんですが、動作の描写がいちいち丁寧で見惚れる。多分担当作画の人の性癖詰め込んだんだろうな。好きです。
演出も憎い。しんちゃんは将来大物になるってどの映画見ても思うんですが、今回は特に。
主人公でありながら準主役たちの関係性を引き出していく見事なトリックスターぶり、まさにあっぱれです。
何故クレヨンしんちゃんに名作が多いのか
クレヨンしんちゃん映画の頂点がこの作品と言える。
ちょっとやりすぎじゃね?ってくらい、物語が大人向け。
子供そっちのけで製作者が暴走しちゃったが故の名作。
これは紛れもなく大人が作った、大人による、大人のためのアニメ。
どうしてこうなった笑
と突っ込んでみる。
この映画が公開された当時、クレヨンしんちゃんは、みんなが知ってるけど、国民的アニメのギリギリ外にいた。
みんな知ってるけど、バカなアニメ、あんまり子供に見せたくないアニメとして、不動の地位を得ており、製作者サイドは改心することもなく、何でもやりたい放題。
おまけに、クレヨンしんちゃんの素晴らしいところは、大人向けの笑いネタが入り込む余地があったところにある。元々原作が連載されていたのが、アクションだから、大人向けのネタが多くて当然か。
とにかく隙だらけのアニメであり、かつ、国民的アニメの外にいて自由だったが故に、製作者はその作家性をいかんなく発揮できた。
プラス、日本のアニメのお家芸である、スピード感のある動画が組み合わされば、それは名作が生まれるはずである。
みんながすでに知っているから、説明描写を描く必要がない。
隙だらけのアニメだから、作家性が入り込む余地がある。
大人向けのネタが許されてるので、大人向けの物語をやることにあまり抵抗がない。
絵はアニメの最先端をゆく、現役バリバリのアニメーター。
名作が生まれる土壌全て揃っている。
こういう自由な土壌があると、才能のある人材が頭角を現す。
原恵一がその一人だ。
アメリカには、ロジャーコーマンと言う人がいて、ロジャーコーマンは、若手の映画監督を安い金で雇い、ドライブインシアターで上映されるようなゴミ映画を作っていた。
ロジャーコーマンの映画では、暴力、おっぱい、爆発、この3つが映画に盛り込まれていれば何をやっても許されていた。
こういう自由な土壌で映画を撮りまくっていた当時の若手の映画監督は、今ではアカデミー賞を取るほどの巨匠となった。
クレヨンしんちゃん映画は、日本のアニメ映画界におけるロジャーコーマン映画のような位置付けであったのだろう。
クレヨンしんちゃん映画では、家族の絆、オカマ、しんのすけがズボンを脱ぐシーン、が出てきさえすれば、何でも許されていた感がある。
皆さんもご存知国民的アニメと言えば、ドラえもん、サザエさん、ちびまる子ちゃんといったところか。
この辺のアニメの不運なところは、おふざけや下ネタや製作者の作家性がが入り込む隙が少ないこと。
ドラえもんに至っては、映画の物語は基本手に漫画の大長編に沿って進むため、製作者は物語をいじりにくい。
現在、クレヨンしんちゃんも国民的アニメの一角となっており、以前ほどは冒険しにくくなっているから残念。
子どもに見せたい
原恵一監督お得意の、泣かせるシーンが満載です。
前半は前フリみたいなもんで、後半の戦に入ってからは怒涛の如く人情味溢れる展開が待っています。
ちょっとしたカットや台詞の端々に、キャラクターの心理が読み取れます。
それも複雑なものではなく、中学生でも分かるくらいのシンプルなものですので、将来子どもができたら見せてあげたい思いました。
クレヨンしんちゃんに、また泣かされた!
期待たっぷりで、見ました。そして、泣きました…クレヨンしんちゃんで、また、泣かされました。
なんだろう、原恵一監督。天才じゃないの?
「のはらしんのすけ」という、幼稚園児っぽくない幼稚園児を使って、大人と、子供の役割を両方させている。
しんのすけ だから、無茶をしても笑って許せる。
しんのすけ だから、人の心に土足で入ってきても、不自然じゃない。
しんのすけ だから、心の奥深くにある、純粋な気持ちを、思い出させてくれる。
しんのすけ だから・・・
本当に、しんのすけってイイキャラだな。
そして他にも、大人が見ていて飽きない要素がタップリ。特に、合戦関係の細かい配慮が、最高にイイ!!!戦国好きの人は必見かも。
例えば、槍の戦法(槍衾)。槍はひたすら長く。そして、槍同士の戦いは槍を振り落とさせるように動かす。漫画「センゴク」に書いてあったような戦い方してる~ ヾ(´▽`)ノ
殺陣。おマタの人のチャンバラシーンが細かくて、Good。本物の殺陣を参考にして作っているんだろうことは、見ていたらわかる。
背中に矢を防ぐもの。敵の戦法隊が、背中に丸いものを背負っていた。あれって確か、味方の矢が背中に刺さらないようにしてあるモノじゃなかったっけ? BALLADでも再現していたねー
太鼓隊。軍の進軍速度を太鼓のテンポで知らせるもの。その太鼓も一人が背負って、一人がたたいて。そこまで、細かい演出するのか???
籠城戦。映画『墨攻』(アンディ・ラブだったっけ?)や、『セブン・ソード』で見えるような、
すばらしい籠城戦を見せてくれます。ロード・オブザ・リングの籠城戦よりは面白い!
未練なんかあるか!
クレヨンしんちゃん傑作中の傑作。
「しんのすけのいない世界に未練なんかあるか!」
そんな名言も飛び出し、相変わらずヒロシはかっこいいのだけど、
しんちゃんが敵に立ち向かうシーン、これがまたかっこいい。
小さいながら、彼も「侍」です。
結末は涙せずにはいられない。
とびっきり笑えて、とても切ない。
おすすめです。
全46件中、21~40件目を表示