able/エイブル

劇場公開日:

解説

「日本鬼子 リーベン・クイズ」のプロデュースも記憶に新しい小栗謙一が、知的障害者のスポーツを振興するNPOスペシャルオリンピックスの協力の下に完成させたドキュメンタリー。本作のために設立した「able 映画制作基金」への寄付金によって製作された。2001年度毎日映画コンクール記録文化映画賞を受賞。

2001年製作/101分/日本
配給:「able」の会
劇場公開日:2002年4月6日

ストーリー

アメリカ、アリゾナ州の新興住宅街ギルバート。マークとキャサリンのルビ夫妻は、知的障害のある日本の少年ふたりをホストファミリーとして受け入れ、数カ月間生活することに決めた。19歳の渡辺元は、ダウン症。17歳の高橋淳は、自閉症。彼らはスペシャルオリンピックス日本のアスリートだ。淳は地元のハイスクールのスペシャル教育クラスに通い始め、チャドというクラスメートと仲良くなる。元はリハビリテーションセンターで、仕事のトレーニングを始めた。彼らはキャサリンの勧めで、スペシャルオリンピックスのバスケットボール・プログラムに参加する。元と淳はアリゾナ州大会の日を目指して、練習をするのだった……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0 知的障害の上に言葉が通じない。相手の言葉を理解しようとする元と、...

2018年11月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 知的障害の上に言葉が通じない。相手の言葉を理解しようとする元と、料理が好きで心の優しい淳。障害者の学校には日米の差が若干あるような気もした。スポーツってのは、言葉なんて関係ないのだと感ずるところもあった。

 ダウン症の子は人よりも感情が表れやすい。キャサリンがしばらくいなかっただけでも泣いてしまう。3ヶ月もあれば、必ず怒りをぶつけるシーンがあってもよさそうだけど、カットされたか、かなり押さえてあるような気がした。

 編集の荒さは感じたけど、ラストでグっときてしまう。ホストと二人に心が通じ合ってるのが見えるかのような撮りかたは良かった。
続編は『ホストタウン』

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kossy

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