「ひとらーしくーいきよう~」人らしく生きよう 国労冬物語 かずきさんの映画レビュー(感想・評価)
ひとらーしくーいきよう~
ひとらーしくーいきよう~というテーマ音楽が好き。
鉄道運輸機構(旧清算事業団)からもJR各社からも無視され、政治的解決を図るべくなされた4党合意をもフイにされ、あげくは国労本部からも見放され、国労闘争団の孤立と闘いを描く。
元JR社員の自分からすると、そこまで職場復帰にこだわる必要はあるのかという気もしないではないし、国鉄改革という社会の時流に乗れなかった人らだ、ともいえる。でも、そういう不器用な人たちの人権はどうなるんだよ!という怒りは非常に理解できる。少なくとも、筋を通さずに国鉄当局に日和った「JR総連(革マル派)」の連中なんかよりは、はるかに尊い人権がある人たちの映画。
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