「色褪せない素晴らしさ」バンパイアハンターD(2001) Ellさんの映画レビュー(感想・評価)
色褪せない素晴らしさ
初上映が24年前かぁ。ほんのちょっと前のような感覚なのに、すごい勢いで年月が過ぎ去っていたのですね。ただの人間である私がそう感じるのですから、永遠の存在であるDや貴族たちにとっては、本当に人の一生など瞬く間に過ぎ去っていくのでしょう。
今回リバイバルで24年ぶりに映画館で再度鑑賞したわけですが、思い出の印象から大きく変わることもなく「ああ、やっぱり覚えていたとおりだ。これははまるわ」と一人納得。色々と詰め込んだアクション多めの物語なので、24年分歳を取った私には少々物足りなく感じるところも若干ありはしましたが、それでも最初から最後までぐっと引き込まれました。
24年経っても色褪せない映像と音響と音楽で織りなされる、美しく儚いゴシックホラーの世界。天野喜孝のキャラクターデザインだと分かるものの、そのままではなく、ありきたりなアニメのキャラクターデザインでもなく、いつまでも通用する完成された1つの作品だと思います。
最初に見たからなのか、声に先入観がないからなのか、個人的には英語版の声優さんたちの方がしっくりします。BDを予約したので、そちらを観るのも楽しみです。
映画館でのリバイバル、そしてBD販売のご決断、ありがとうございました。
そして最後に言わせてください。やっぱりマイエルかっこいいぞぉお!!!
(今も昔もマイエル派!)
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