「大山ドラの中で唯一の大失敗作」映画ドラえもん のび太と翼の勇者たち Elgolviaさんの映画レビュー(感想・評価)
大山ドラの中で唯一の大失敗作
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当時小学生な私でしたが、唯一ドラえもん映画の中で嫌いな作品でした。
わさドラが出始めた今、わさドラの映画含めても最も酷い作品と認識しています。
理由は1点。この作品のドラえもん達は悪の味方をしてしまっているということです。
この作品の最大の被害者はフェニキアなんですね。
フェニキアは一匹でしたたかに過ごしている時、いきなり鳥野博士が鳥たちを連れてやってきて、鳥達を進化させてフェニキアの居場所を奪ったのです。
フェニキアは火を吹き、乱暴者だったのかもしれませんが、もしかしたら自分の居場所を取り戻したくて暴れていただけなのではないでしょうか。
そして鳥野博士が危険と理由こじつけて雪山に封印させてしまいます。
ようやく復活したと思ったら勝手にドラ達に進化させれてショック砲撃たれて、挙句の果てには空気の無い宇宙空間にポイされます。
やってることえぐ過ぎませんかね。
のび太君が優しさから「ここはもともとフェニキアの居場所だった」と気づいて、侵略したのは自分達であるとドラを説得して新しい解決方法を見いだせたのであれば素晴らしい作品だったとは思うのですが、製作者側も意図はしていなかったでしょうが結果的に遠回しな侵略映画となってしまったことは至極残念です。
エンディングのLove you closeは結構好きな曲なので、1点だけあげておきます。
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