案山子 KAKASHI

劇場公開日:

解説

行方不明の兄を探し、案山子に死者の魂を宿らせ蘇らせるという風習のある村に迷い込んだ妹が体験する恐怖を描いたホラー。監督は「リング0~バースデイ~」の鶴田法男。伊藤潤二による原作コミックを基に、「NAGISA なぎさ」の村上修、「富江 replay」の玉城悟、鶴田監督、三宅隆太が共同で脚色。撮影を「修羅がゆく4 東京大戦争」の菊池亘が担当している。主演は「ekiden」の野波麻帆。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2001・ファンタランド国王賞受賞、日本・香港合作作品。スーパー16ミリからのブローアップ。

2001年製作/86分/日本・香港合作
配給:マイピック
劇場公開日:2001年6月15日

ストーリー

恋人のように仲の良かった兄・剛と連絡が取れなくなって数日、彼のアパートで高校時代の同級生・泉からの手紙を見つけたかおるは、妙な胸騒ぎを覚えて泉の実家のある不来彼方村へ向かった。だが、泉の母・幸恵は泉が療養所に入院して不在だとけんもほろろの対応。かおるは、泉の父・耕造の計らいで家に泊めて貰うことになるも、その晩、泉と案山子が現れる奇妙な夢にうなされてしまう。実は、不来彼方村には案山子に死者の魂を憑依させ蘇らせるという風習があり、幸恵もまた既に死んでいた泉を祭りの晩に蘇らせようとしていたのである。その事実を耕造に聞かされたかおるは、合同会所に幽閉されていた剛を助け出し村から逃げようとするが、その時、かおるに対し嫉妬と憎悪を抱いていた泉が蘇ってしまう。あまりの恐ろしさに、どうすることも出来ないかおる。そんな彼女の前で、剛が自分の体もろとも泉に火を放った。燃えさかる火に包まれた泉は、しかしかおるに対し勝ち誇ったような笑みを浮かべた。そしてその後、香港からの留学生・サリーに連れられ村の出口のトンネルまで逃げて来たかおるだったが、その途中で剛が自分を呼んでいる声を聞いてしまい、村へ引き返すのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

0.5つまらない

2020年1月4日
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しばわん小太郎

1.0怖くはない・・・

2019年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 古来、害虫を追い払うために作られた“嗅がし”。やがて霊魂をも追い払うようになり、“案山子”と呼ばれるようになった。  案山子の祭りをやってるらしいが、何も怖くない。ちょっとだけ排他的で村人がおかしいだけの映画だ。兄ちゃんはみつかったけど、宮守泉の呪縛から逃れられなかった。兄ちゃんは火を放ち、カカシ泉と心中してしまうのだ。多くのカカシが人間に変わるところは不気味だったけど、それだけ。  野波麻帆がなかなかよかっただけにわけのわからない共同脚本が残念です。

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kossy