ろくでなしBLUES(1996)

劇場公開日:

解説

不器用だが、青春をがむしゃらに走り抜けていく高校生たちの恋と友情、そして熱い戦いを描いた青春アクション。以前にアニメーション化されている『週刊少年ジャンプ』連載の森田まさのりの同名コミックの実写映画版。監督は「代打教師 秋葉、真剣です!」の那須博之。脚本は「汚い奴」のこがねみどりと「SLAMDUNK 湘北最大の危機!燃えろ桜木花道」の菅良幸が共同で執筆した。主人公の前田太尊には、現役キックボクシング世界チャンピオンで今作で俳優デビューした前田憲作がふんし、ヒロイン役にこれが映画初出演の小沢真珠、前田のライバルに「哭きの竜」の川本淳一、ほか若手の現役キックボクサーが多数共演している。

1996年製作/日本
配給:パル企画
劇場公開日:1996年2月16日

ストーリー

吉祥寺にある帝拳高校2年生の前田太尊は、ひそかにプロボクサーを目指していたが、持ち前の負けん気の強さと、人の良い彼なりの正義感から、喧嘩に明け暮れる毎日を送っていた。ゴツイ体に似合わず純情な太尊は、ガールフレンドの七瀬知秋にうまく気持ちを伝えられないでいる。そんな彼の前に、原田成吉という転校生が現れた。プロボクサーのライセンスを持っていた原田は、暴走族に襲われた少女を救おうとして目をつぶされ、網膜剥離でライセンスを剥奪されていた。ところが、ひょんなことからボクシング協会の会長に見初められた原田は、プロ復帰のためのテストを受けることを認められる。それを喜ぶ知秋の姿を見て、太尊の心は揺れるのだった。そんなころ、太尊をはじめとする東京の高校生喧嘩四天王のうちのひとり“渋谷の鬼塚”こと、楽翠学園の鬼塚城光が、太尊と決着をつけるために吉祥寺に乗り込んでくる。おりしもその日は、原田のプロテスト再受検の日だった。太尊は試合を見にいくという知秋の誘いを断って、鬼塚を捜して吉祥寺の街を駆けめぐった。仲間を平気で見殺しにする冷酷な鬼塚を相手に、帝拳高校は苦戦を強いられ、いよいよ太尊は鬼塚との一騎打ちに望む。おなじころ、原田もまた対戦相手の巧みなパンチに苦しめられていた。渾身の一撃で鬼塚を倒した太尊は、すぐさま原田のもとに駆けつけ、太尊のゲキに奮い立った原田は、捨て身で放ったカウンターで勝利を決めるのだった。試合の後で、太尊はやっと知秋に「好きだ」と気持ちを伝える。平和の戻った吉祥寺の街には、照れくさそうに微笑む太尊と知秋の姿があった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5目の手術を終えアメリカから帰ってきた原田の復帰の話と、吉祥寺vs渋...

2018年9月30日
iPhoneアプリから投稿

目の手術を終えアメリカから帰ってきた原田の復帰の話と、吉祥寺vs渋谷パートを映画化。
全体的にセリフが棒。
パンチあたっていないのが見えたりする。距離空き過ぎ。脇役はとくに手加減が見える。
コタロウの演技がド下手で感情がない。はじめに原田→千秋→素直じゃない前田という恋愛話がちょこっとあって、前田がボクシングの道にいくかいかないかの迷いがある。渋谷の奴らが吉祥寺を潰しにくるのと原田の復帰試合が重なる。
全てに答えを出していくラスト。まとめ方は良かった。

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