「腹が立って、ふて寝するしかなかった 論評したくもない 黒歴史そのものだ」ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
腹が立って、ふて寝するしかなかった 論評したくもない 黒歴史そのものだ
1995年公開
総監督が何故か伊藤俊也
実写映画の名のある監督がアニメ作品の監督になる事例は過去にもある
例えば「宇宙戦艦ヤマト」は舛田利雄監督だ
だから、実写映画の監督がアニメ映画の監督には向かないということはないと思う
本作はもともとは、松田優作の遊戯シリーズで有名な村川透監督で企画が始まったという
きっと初代のルパン三世のムードに近いものが出来たはずだ
その企画は正しい
それが何故か伊藤俊也監督に変わってしまった
そこが失敗の始まりだ
伊藤俊也監督は力のある監督だ
名作は数多い
正直ファンです
本作を観ようと思ったのも、監督に伊藤俊也の名前があったからです
なのになんなんだこのていたらくは!
腹が立って、ふて寝するしかなかった
論評したくもない
黒歴史そのものだ
アニメ映画であろうと、全ての映画の失敗は監督の責任だ
アニメという表現方法を使って新しい映像表現に挑戦するのだという気概もないのなら、監督を受けるべきではなかったのだ
名前だけのお飾りに徹しているならまだいい
ケチなプライドでアニメを舐めた仕事しかできないくせに、アニメの総監督に就任する
なまじ偉そうなテキトーな指示をする
これほどアニメのクリエーターを愚弄する行為はない
アニメに関わるべき監督ではなかったのだ
彼に監督を任せたプロデューサーの責任も追及されるべきだ
それでもなんとか映画にしたテレコムの大塚康生さんはじめアニメスタッフの皆さんの苦労と心労に星を二つオマケだ
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