「とても面白いあっという間の96分」陸軍中野学校 ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
とても面白いあっという間の96分
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市川雷蔵さんの婚約者役が小川真由美さん。とても綺麗で可憐です。
雷蔵さんも、ホント、色気がある人ですよね。
中野学校の創始者の中佐役が、「七人の侍」の加東大介さん。どこかに若い中条静夫さんも出ていたみたい。
とても面白い映画。あっという間の96分。
シリーズ化を前提として、余韻のある終わり。
映画では、中野学校の教育は徹底的に実践主義で、スパイに必要な知識としてマルクス主義などを学ぶことなども示唆されていました。
実際の中野学校も「戦時中の日本で一番自由な場所だったのではないか」という証言もあるみたいですね。天皇制の是非まで議論されていた、というから驚きです。
きっと、死ぬまで中野学校の卒業生であることを語らず、生涯を閉じた人もかなりの人数いるのだろうと思うと、複雑な気持ちになります。
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