「公開時は未見」妖怪百物語 うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)さんの映画レビュー(感想・評価)
公開時は未見
レンタルビデオで会員証が異様な高値になっていた頃に一本1000円、友人の親のレンタル証を持って数人でお金を出しあって借りたのが40年以上前の事。
その後、DVDになり安価に手に入るようになり、今ではYouTubeでも見られるようになった。
初見では普通の時代劇に妖怪の要素がどう絡むのかと興味津々だったが、みてしまえばやはり…と言った所。
大魔人が妖怪になっただけとも言える。
ただ妖怪は意外に優しい。
神様とは勝手が違うらしい。
妖怪たちの映像やその動きに特別の魅力は感じなかった。
1匹1匹に名前もあるだろうが水木しげるの妖怪辞典みたいなもんを常時見ている訳もない自分には数匹しかわからず。
ラストの百鬼夜行も、妖怪大戦争ほどの妖艶さは感じなかった。
ガメラ、大魔神ときて妖怪を繋げてきたものの、既に製作に陰りが出始めた大映はこの作品で妖怪景気とは行かなかった。
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