「ある意味ダークヒーロー」ゆきゆきて、神軍 いもりりさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味ダークヒーロー
戦争を憎み、戦争責任を追及し続けた過激な男のドキュメンタリー。
戦後直ぐのごたごたの中で部下を銃殺した上官を
40年かけて探し出し、天罰を下す。
好意的に捉えればそうなるが、実際は非常に独善的。
手段は非合法だし、勝手な思い込みだし、
そもそも当事者じゃない赤の他人に説教をくらう筋合いはない。
ともかく、そういう人間を作ってしまったという意味では
彼もまた戦争の犠牲者なのかもしれない。
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