劇場公開日 2020年8月14日

  • 予告編を見る

ゆきゆきて、神軍のレビュー・感想・評価

4.025
42%
44%
9%
3%
2%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

全25件中、1~20件目を表示

4.5今年の、敗戦記念日の前日に劇場公開された。

村山章さん
2020年8月20日
PCから投稿

初公開が1987年8月1日。33年の歳月が経った。さらに言えば、奥崎謙三が生まれて100年だという。そもそも題材になっているのが75年前に終わった太平洋戦争で起きた戦争犯罪(決してそれだけはないが)であり、なんなら歴史の彼方に感じる世代もいるだろう。

これを書いている自分も、映画が公開された時はまだ15歳で、正直、存在にすら気づいていなかった。成人してから後追いで観て、例にもれず衝撃を受け、その後、機会があれば観直している。実際、何度も劇場公開されているし、数年に一度は話題にものぼる。ドキュメンタリー映画としは屈指の人気作と言っていい。

そして、今観てもやはり強烈であり、色褪せていないのは、未だにこの映画(と奥崎謙三という人物)が理解を受け付けないようなカオスの塊だからではないか。醜い戦争の実態や、許されざる戦争犯罪を暴いてはいるが、正義や正しさのものさしでは決して計れない。そして奥崎が突きつける日本の矛盾は、今もわれわれに取り憑いたままなのだと思う。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 2 件)
村山章

3.5奥崎謙三の信念

りやのさん
2020年10月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

第二次世界大戦の帰還兵、奥崎謙三さんが戦時中(正確には8月15日以降だから戦後だろうけど)に起きた兵士射殺事件について、当時の帰還兵を訪ねて真相を究明しようとする話。
人肉を食べてた事実を老人から聞き出す、その際暴力も使う。
最後に射殺を指示した元上官を殺しに行って何も関係ない息子を撃つ。
当時のことを後世に伝える必要については否定しないが、やり方や関係ない人まで暴力で傷つける、また暴力は必要な時には使うと自ら公言してるなど、気狂いとしか思えない。
彼の信念らしいが、全く共感できない。
ただし、戦場での事実を後世に伝えると言う目的はある程度達成出来たのだと思う。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
りやの

4.0狂者が狂者たる理由みたいなもの

2020年10月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
filmpelonpa

5.0夫婦揃って

2020年8月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

一言で言えば奥崎謙三は狂っている
迷惑そのもの

絶対に関わりたくはない

一方で興味を引いたのは奥さん

夫婦揃ってだ

しかし、本人のなかでは絶対正義のもとで真面目に行動しているので観ていて時折めちゃくちゃ笑う

これも反戦映画

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
うんこたれぞう

3.5集団的不条理に言論と暴力であらがう男

h.h.atsuさん
2020年8月16日
iPhoneアプリから投稿

終戦直後の戦場で行われた処刑事件の真相を徹底的に究明するための孤軍奮闘する奥崎謙三氏の姿を描いたドキュメンタリー。

暴力でことを解決しようとする彼の行動は決して許されるものではない。

しかし、平時の法が及ばない閉ざされた場所(戦場)でなにがおこなわれたか。
当事者たちしかわからない事実は解明可能か。
誰が真実を言って、誰が嘘を言っているのか。

「みんながやってきたこと」、「上官に言われたからやむを得なかった」、「(自分たちも苦しんできたのだから、)もう放っておいてくれ」、彼らは口々に言う。

やはり、やり過ぎた行為である。が、奥崎氏の執拗な追及がなければ、誰も口を割らずに闇に葬られていたことであろう。たまたま奥崎氏が関わった部隊の事案だっただけで、多くの戦場でどれだけ同じような悲劇が繰り返されてきたのだろうか。

80年代前半で撮影されたもので映像は古く、NHKでまとめられるドキュメンタリーとは全く異質。今だったら放送コードに引っかかりそうな酷い話がたくさん出てくる。

奥崎氏はヒーローではない。
正義の実行者でもない。
しかし、戦争の醜さ、残酷さ、集団的不条理を知るための貴重な映像資料である。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 2 件)
h.h.atsu

5.0もしかすると

みけさん
2020年8月15日
Androidアプリから投稿

終戦後、復員された人が正気を保てず大勢覚醒中毒者になってたと、親から聞いたことがある。

職業軍人の方はともかく、徴兵された人はみな、奥崎さんのような思いがあったのではないか?

結局誰も責任を取らない!
命令されたから…とかの言い訳しか言わない。
本当のことさえ言わない…

指揮系統トップの天皇から、誰も…

もし、自分が徴兵されて、生きて帰ったら…
奥崎さんのようになったかもしれない。
ならずとも、心では思い続けたかもしれない。

もう、周りには従軍された人がいないので、聞くことはできないが…

戦後75年、相変わらず、聞くことは責任逃れ、嘘。
威勢のいい話…

威勢のいい連中は責任取りませんよ、この前がそうだった様に。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 3 件)
みけ

5.0また上映されてるんですね!

kossyさん
2020年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 2 件)
共感した! (共感した人 3 件)
kossy

5.0学校で観せるべきだと思う。戦争の本質がどういうものか、知るのに最適...

Tatsuyaさん
2020年8月13日
iPhoneアプリから投稿

学校で観せるべきだと思う。戦争の本質がどういうものか、知るのに最適だと思う。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 2 件)
Tatsuya

5.0タイトルなし

むぎゅさん
2020年5月1日
Androidアプリから投稿

戦争についてあまりにも遠くにいる自分にとっては、追求という縦軸の過程で、戦争経験者がしゃべる情報のすべてが、生々しく、驚きとなって伝わってくる。

人を殺した人はこのように喋るのか、と思うから、動いているだけで、新鮮だ。

2人の射殺現場について、ミカンを人に見立てて位置関係を確認する。

自分の妻と知り合いを、殺された兵士の親族と偽り、加害者に謝らせる。

声を出して笑わずにはいられない。
喜劇だ。整理がつかない。
面白かった。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 2 件)
むぎゅ

0.5こんなものは反戦でも平和思想でもなんでもない

あき240さん
2020年4月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

正にキチガイ
こんなものは反戦でも平和思想でもなんでもない
恫喝、なりすまし、カメラをもって突然乗り込んでくる
思い込みによる尋問
こんな何をするかわからない奴に尋問される側の腫れ物に触るような言動、態度が本当に気の毒でならない
こいつは処刑された遺族をも食い物にしているのだ
遺族の為ではない
ただ単に戦争中の私怨を晴らす為に利用しているだけだ
そもそもこいつに断罪する資格なぞなにもないのだ
思い上がりも甚だしい
胸糞が悪いとはこのことだ
自らの思い込みの正義の為に暴力を肯定し、最終的には殺人を企てる奴だ

こんな映画を賞賛するなんてどうかしている

その狂気をそのまま写し取ったフィルムに残された狂気のエネルギーだけは星半個だけ評価する

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 3 件)
あき240

4.5これは放送はできないw

2019年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

天皇をパチンコで撃った男、奥崎の一代記。なんともカルトな展開が観客を飽きさせない。信じられないようなシーン、破天荒な神軍上等兵の進撃。誰にも止められない。証言を引き出すためには殴る蹴るは当たり前。
最後のオチ(襲撃すべき上官の息子を撃った、誰でも良かった)はほんとに酷いw

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
さすまー

5.0今は

パピコさん
2018年7月31日
iPhoneアプリから投稿

怖い

知的

難しい

今じゃ絶対に作れないドキュメンタリー
ただただ圧巻される

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 2 件)
パピコ

4.0すごかった

2018年6月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 2 件)
古泉智浩

5.0人生変えられます。

q-chanさん
2018年5月25日
iPhoneアプリから投稿

三十年前に見ましたが未だに人生の最高傑作です。
この映画の前ではどんな映画も吹き飛んでしまいます。手塚治虫やマイケルムーアのフェイバリットでもあるそうです。
万が一見ていないならお見逃しの無いように。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 3 件)
q-chan

3.0バイオレンス

2017年10月6日
Androidアプリから投稿

映画ではない

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
村岸猫目錠

4.5笑えるのだろうか

ミカさん
2016年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

奥崎謙三は、大まじめです。
奥崎謙三は、大まじめに「田中角栄を殺す」と宣伝します。
奥崎謙三は、大まじめに天皇にパチンコ玉を打ちます。

一般的に奇行と呼ばれる行動をとる奥崎謙三を、まともである私達は「狂人」と呼ぶのでしょう。しかし、彼の様な「狂人」を作りだしたのは誰なのでしょうか。彼の様な「狂人」が作り出された原因は何だったのでしょうか。

「戦争」という言葉を並べるのは簡単かもしれませんが、「戦争」という名の下で行われる数え切れないおぞましい出来事全てを私は経験したことがありません。「戦争」という言葉から数ある想像しかできません。

だからこそ、私は決して彼を笑うことはできないのです。

私が、彼と同じく国家権力によって数え切れないおぞましい経験をさせられたとするならば、フィルムの中の「狂人」は、奥崎謙三ではなく、「私」であったかもしれません。そこには、数ある想像の中で「戦争」を論じていたまともな「私」は存在していません。戦争の「責任」をひとり背負わされた「狂人」と呼ばれる「私」が存在しているだけです。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 8 件)
ミカ

5.0ゆきすぎて、圧倒。

ハチコさん
2016年1月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

興奮

名前は微かに存じ上げていたけれど、それにしても凄まじい。
狂気じみたアナーキストと見下してしまったらそれまでだが、
この圧倒的なグロテスク感に思いきりエンターテインメント
を感じてしまった自分は何なのだろうと思ったくらい超感覚。
彼の行き過ぎた言動を由とはしないけれど自身の持つ正義を
何が何でも押し通そうとする熱血魂は見上げたもので、今時
誰がここまでやり通せるものだろうかと驚いてしまう。彼が
例えば明らかにカメラを意識したうえで演技していたのだと
したらかなりの演技派といえるし、あのままの男だとしたら
(こっちが正解だろうが)危険極まりない発狂型コメディアン
として映像化されていて大成功といえる。ともあれ、真相は
明らかになればなるほどさらにグロテスクで吐き気がするが、
この事実を声にして戦争を認識させる過程に意味を持つ作品。

コメントする
共感した! (共感した人 7 件)
ハチコ

3.5ある意味ダークヒーロー

もりりさん
2015年12月8日
PCから投稿

戦争を憎み、戦争責任を追及し続けた過激な男のドキュメンタリー。

戦後直ぐのごたごたの中で部下を銃殺した上官を
40年かけて探し出し、天罰を下す。

好意的に捉えればそうなるが、実際は非常に独善的。
手段は非合法だし、勝手な思い込みだし、
そもそも当事者じゃない赤の他人に説教をくらう筋合いはない。

ともかく、そういう人間を作ってしまったという意味では
彼もまた戦争の犠牲者なのかもしれない。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 3 件)
もりり

4.0類を見ない【怪物】がここに居る

2015年9月12日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

戦争が生んだ大量の殺戮兵器は数知れず、しかしそれらを併せても遜色ない程の強烈なるキャラクターを持つ男がいる。

奥崎謙三

そのあまりにも凄すぎる行動の数々は、時には彼なりの“計算”が見え隠れするのだが、カメラはそれさえも敢えて余すところなく映し取る。

《戦争責任》は一体誰にあるのか?

それを明らかにする為にはどんな行動をもいとわない。
作品の中で、食人事件を自身で追求しながらも、その強烈な個性から印象が薄まってしまっているマイナス面もあるが、様々な問題点をも含め、全ては“俺が正す”とゆうとてつもないパワーに代えてしまう程に、類を見ない《怪物》がここに居る。

コメントする
共感した! (共感した人 2 件)
松井の天井直撃ホームラン

4.0人は都合の悪い過去を色々な口実で封印する

2015年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 12 件)
月野沙漠
「ゆきゆきて、神軍」の作品トップへ