病は気から 病院へ行こう2

劇場公開日:

解説

ガンの末期患者のヒロインと彼を支える若い医師との恋を中心に、ホスピス(病名告知を前提に、末期ガン患者の身体的精神的苦痛緩和を専門とする病棟)の患者や医師たちの姿を描くヒューマン・コメディ。「病院へ行こう」(90)の続編で、監督・滝田洋二郎、原案・脚本・一色伸幸、撮影・浜田毅などスタッフはほぼ同じメンバー。

1992年製作/日本
配給:東映
劇場公開日:1992年12月19日

ストーリー

美容師の安雲祐子は飲み過ぎで倒れて片倉総合病院に運び込まれた。病院の副院長の片倉一郎から胃潰瘍だからと入院を勧められるが、実際は末期のガンで、しかもスキルスというタチの悪いものだった。「僅かでも長生きしてもらうため延命措置をはかるべき」と主張する一郎に対し、同じ医者である弟の保は「患者に苦痛がないように死なせてやるのも医者の仕事」と、新しく建設したCPU病棟(ホスピス)での仕事に賭けていた。うかつな保の言葉から自分の病名を知った祐子は動揺して病院から抜け出そうとするが、結局保の勧めどうりホスピスに移る。そこでは老人の柏木、中小企業社長の高倉、熱心なクリスチャンの主婦・赤間、ギャンブル狂の岩久保らが互いを励ましあいながら、メディカル・ソーシャル・ワーカーの民子や看護婦たちと最後の日々を過ごしていた。そんな彼らの姿と、何よりも熱心な保の態度に感動した祐子は、ある日保を誘って外泊し彼と自然な成り行きで結ばれた翌朝、姿を消す。2週間後、祐子の行方を必死になって探していた保や父親・直らはテレビの生命保険のCMに出ている彼女を目にした。「今年のクリスマス・ツリーは見られません」と語る祐子は一躍マスコミの話題となり、連日テレビや雑誌を賑わし、コンサートまで開くようになった。そんな彼女の姿にとまどう保だったが、祐子は実は生きる希望を与えてくれたホスピス体験と保に感謝していた。マスコミに出て得た1億円の収益をホスピスに寄付するという誓約を祐子が行っていたことを、クリスマス・イヴの夜、保は一郎から知らされる。それは彼女がとうとう天に昇っていこうとする日だった。全てを知った保は彼女のベッドに入り、2人はしっかり抱き合う。「最後のおまけに」と彼女が望んだとおり、雪も降り出すのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0すばらしい作品!なぜこの評価?

Mさん
2022年8月30日
Androidアプリから投稿

おもしろい。大好きな作品ですが、DVDなどは手に入りませんねえ。何かの権利の関係なんでしょうね。もし、見れる機会があれば、ぜひ見てみてください。

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M

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