「そうだ、行こう」柳川堀割物語 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
そうだ、行こう
40年前の話ではあるが古びれないサステナビリティ論で、複雑なシステムを単純な一点突破で地盤沈下を招いた自治体との比較は、近代批判的な臭いもするが的も得ている。一方では、中性洗剤は環境に優しく改良され、粉石鹸運動は最近聞かないが、どう転んでもそれも全ては批判から始まるものかと思う。現代的には観光資源を残した柳川。塞翁が馬である。
ここぞとでてくるアニメーション解説は分かりやすい。干上がった堀で鯉を掴みどり笑顔溢れるコミュニティ、映し出す自然や風景はアニメ的な切り取りにも思える。
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