劇場公開日 1963年4月21日

野獣の青春のレビュー・感想・評価

全3件を表示

3.5ジョーの"ラストマン・スタンディング"

2021年5月5日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

興奮

ウォルター・ヒルは黒澤明の「用心棒」では無く鈴木清順の本作にオマージュを捧げたように思われる個人的な感想!?

突拍子もなく雑でメチャクチャな演出描写がありながら脚本がシッカリしているのか、物語の展開に凝った演出が伺える初期清順作品としては珍しい面白さ。

世渡り上手な宍戸錠の全く動じない態度に無理がありながら周りのギャングの為体、川地民生のサイコチックなキャラが活きてくる。

ラストの電話口で動機を語りながら終わる場面に、この時代の斬新さを感じる。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
万年 東一

5.0椿の赤

2018年3月17日
iPhoneアプリから投稿

3度ほど観ているが。見る度に良くなる。当時の東京の風景にハードボイルド的なロケーションを無理に構築するミスマッチ度が時間を重ねるほど新鮮に映る。ストーリーの迷宮にもがくような宍戸錠の捨て鉢な佇まい、虚無的表情が清順ワールドなのかも。キャストも捨て駒なしで魅了される。赤い椿が目にしみた。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
sway

4.0珍しいハードボイルドの秀作

2016年6月2日
PCから投稿

興奮

知的

難しい

宍戸錠が活躍するカッコイイ映画でした。
ハードボイルドものはいいものがありそうで中々ないので貴重な映画だと思います。
内容はかなり不雑で前に何があったかとか、今、何しに来てるんだとか思い出しながら見てないとロスト・イン・ストーリーになりそうでした。
面白かったです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
タンバラライ