野球狂の詩のレビュー・感想・評価
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丹古母鬼馬二の力道玄馬は原作を遥かに凌ぐハマり役
原作既読
劇場版は過去何度も鑑賞
斉藤由貴主演TVドラマ版『野球狂の詩』も何度も鑑賞
監督は『OL日記 牝猫の情事』『恍惚の朝』『女教師 童貞狩り』TVドラマ『失楽園』の加藤彰
脚本は『カルーセル麻紀 夜は私を濡らす』『女教師 生徒の眼の前で』の大工原正泰と『女教師は二度犯される』の熊谷禄朗
監督も脚本家も日活ロマンポルノ系の人たちだが今回の作品は主演がアイドル木之内みどりのせいかお色気といえるものは殆どない
架空のプロ野球チーム東京メッツに野球協約の特例として初めて女子のプロ野球選手が誕生する話
しかも隠し球ドラフト1位指名
本人はプロ野球に進むつもりはなかったが岩田の熱意に負けて入団を決意
決め球不足の水原は武藤考案のドリームボール習得を目指す
水原勇気役の木之内みどりが細い!
女子野球部の捕手とは対照的に
美人だけど何かが足りない
プロ野球関係者が多数登場
野村克也は本人役で
江藤慎一は解説者として
森徹はアパッチ四番王島として
豊田泰光は大阪アパッチの監督として
原作もそうだが岩田鉄五郎は53歳だが山本昌現役最晩年を思うと老け過ぎだと思う
時代が違うからな
70年代の選手名鑑観ると20代でオッサンに見えるもんなあ特に阪急の森本潔とか
あと岩田鉄五郎演じる小池朝雄のピッチングフォームが不自然
右利きが突貫工事で左腕投手を演じたのだろう
ウッチャンナンチャンの初期のコントの女投げみたい
本拠地が東京なんだけどオーナーも監督も岩田も味のある西の方言
大阪アパッチのユニを見た目どう見ても阪神っぽい
コーチにはヒゲ辻がいるし
力道の六甲おろしも阪神っぽいし
原作は阪神の選手だったのに
肖像権の問題でダメだったのか
そのせいか東京メッツや大阪アパッチ以外も架空のプロ野球チームになっている残念ぶり
東洋シャークス
横浜パンサーズ
広島カブス
毎朝ホワイトソックス
ヤキルトオニオンズ
関鉄ドルフィンズ
金星アストロノーツ
ロイヤルライターファイヤーズ
中京スパローズ
南光ポッパーズ
太陽ジャッキーズ
西海スネークス
あれっ南海ホークスは?
男女平等がテーマだろうけど体力勝負の実力社会のスポーツで女が男に混じって戦えるのは小学生までが現実
サッカーもバスケも同様
なんかちょっと違うかもしれないが銭湯だって男湯と女湯と分かれていて差別だと言われることはあるまい
話としては70年代の安上がりな日本の娯楽映画ですからね
馬鹿馬鹿しいけどそれなりにそこそこ良いんじゃないの
日本プロ野球初の女子選手で左腕投手の水原勇気に木之内みどり
東京メッツの大ベテラン左腕投手の岩田鉄五郎に小池朝雄
東京メッツの監督・五利一平に桑山正一
東京メッツのスカウト・尻間専太郎に谷啓
水原勇気の父に水原勝利に犬塚弘
東京メッツからドラフト2位指名された新人捕手で水原と同期の帯刀守に高岡健二
水原勇気の母・水原愛子に高田敏江
東京メッツ松川オーナーに藤岡重慶
日本プロ野球トップ犬神総裁に高木均
大阪アパッチの一塁手力道玄馬に丹古母鬼馬二
東京メッツ10年目で一軍半選手でカープにトレードされる武藤に鶴田忍
武藤の妻・信子に山科ゆり
東京メッツの寮母・初子に石井富子
鉄五郎の娘婿で東京メッツ投手・岩田清志に五條博
大阪アパッチに入団した大物ルーキーで投手の沢村慶司郎に日吉としやす
水原勇気が所属していた女子野球部の捕手金剛に千うらら
スポーツ新聞の記者山井に鶴岡修
ドラフトの司会者に島村謙次
実況アナに池田まさる
東京メッツの酔っ払い投手日の本盛に木戸徹
東京メッツのベテラン捕手虎谷に高橋明
東京メッツの外野手・甚久須に笠井一彦
東京メッツの主砲・国立玉一郎に五代守
恋のブロックサイン! ドリームボール❢
巨人の星が終わり、巨人一辺倒から少しづつ変わりだす時期の話。僕はこの頃、南海ホークスのファンだった。個人的には竹之内雅史が好きで、その後、現れたイチローと竹之内雅史の打ち方が似ていると思った。
この映画はアイドル映画そのもので、ある芸人の嫁さんの映画。
広島はこの頃、弱小チームだったが、この映画公開の二年後に日本シリーズを制している。
水島新司先生が放つた野球界への問題提起
問題提起とは大げさかと思いますが、男子しか参加できないプロ野球に一石投じた作品の実写版です。
プロ野球チームが男女混在にはなりませんでしが、女子野球やサッカーなど女子参加が増えてきたのは事実ですね。
映画としての出来は…?…ですが、野村克也さんや水島新司先生が本人役ででているのは、嬉しいです。
なにより、木之内みどりがかわいい♥
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