「平和への願い」モスラ(1961) pekeさんの映画レビュー(感想・評価)
平和への願い
「午前十時の映画祭」で鑑賞。
子どものころにテレビで観たことがあると記憶しているけれど、劇場で鑑賞するのは、たぶんはじめてだと思う。
この作品は単なる怪獣映画ではなく、本多猪四郎監督の平和への切なる願いが込められた作品だということがわかった。
現代のCGを駆使した映像に比べると、どう見たって模型だとわかる稚拙な特撮場面も多いが、それがなんとも言えない味になっている。
こういう昔の特撮モノが好きな人には、たまらないだろう。
また、志村喬やフランキー堺といった懐かしい名優たちのいきいきとした演技が見られるのもうれしい。
そしてモスラは、記憶していたイメージよりもかわいかった♡
追記
「ロリシカ国」は、ロシアとアメリカの組み合わせ。「モスラ」は、蛾を意味するモス(moth)から来ているのでしょうね。
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