劇場公開日 1961年7月30日

「東京タワーで成虫になるが小美人は海外で救出された」モスラ(1961) HigeKoboさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0東京タワーで成虫になるが小美人は海外で救出された

2021年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

思いのほか面白かった。60年前の映画という先入観が有ったせいかも。
ちゃちな特撮もCGには無い質感が努力の結晶のようではらはらしながら楽しめた。
有名なシーンやピーナッツの歌しか覚えてなかった。まさか最後の小美人が島に帰る辺りは海外だったとは。大昔に見たっきりなので新鮮でもあった。
ロシリカ?ロリシカ、ロシアとアメリカの合成だろうか。空港にはMPが居る(今でも東京の空は米軍の管轄下だがMPは居ない)しロシリカの意向が社会を左右する感じがまだ自然だったんだろう。60年は大昔。
佐原健二がウルトラQの時と同様にヘリの操縦してた。

HigeKobo
kazzさんのコメント
2021年12月24日

そうですね、ここで赤いジュースの分析をしてさえいれば、イスカンダルに行かなくてもよかったかも、ですね!

kazz
kazzさんのコメント
2021年12月21日

ロリシカ…ですね。ロシアをもじってるのかと思いましたが、アメリカのことのようです。
米コロンビア映画社との提携で世界同時公開前提で製作され、条件としてアメリカ(ロリシカ)で最終決戦が展開することになっていたようです。
が、東宝が予算の都合で鹿児島で決着させたため、コロンビアと揉め、急遽ニューカーク決戦に戻したそうです。だから、アメリカロケは行われず、ニューカークのミニチュアセットが急造されて撮影されたのですが、急場凌ぎにしては高いクオリティーですよね。東京ほどではないにしろ。
でも結局コロンビアとの関係修復はならず、東宝が世界配給も行ったみたいです。

kazz