MEMORIESのレビュー・感想・評価
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大友克洋、森本晃司、岡村天斎、今敏、片渕須直らの仕事が堪能できるオムニバスアニメ
映画好きで普段アニメを見ない人にまずお勧めするとしたら、この1本かなと思います。3本のオムニバス作品で、バラエティ豊かなで贅沢なSF&メカ描写が楽しめ、大友克洋、森本晃司、岡村天斎、今敏、片渕須直らアニメクリエイターの仕事を堪能することができます。
現実と虚構が交錯する「彼女の想いで」、本格ミリタリーで描かれる逃亡喜劇「最臭兵器」、途方もない手間をかけて全編1カット風に制作された「大砲の街」、どれも十二分の見ごたえがあり、非常に豪華な3本立てです。劇場で見たのは公開時のみですが、何かの機会でスクリーンでかかることがあるといいなと思っています。
3つのEpisode
●第1話「彼女の想いで」(森本晃司監督)
未知の世界を探索する話。
宇宙空間だと思うと嘘臭くて見てられないから、脳内で水中に置き換えて鑑賞。
実際、深海は未知の世界で、高度文明の痕跡、謎の建造物、不思議な空間、地底世界など、ロマンに溢れているから辻褄が合う。
多くの日本のアニメ作品と同様に、世界中の人類が皆、日本語を共通言語として使う。
本作は未来の世界が舞台。
実写だとコストがかかりそうなスケール。
リアル路線の絵のタッチで味わい深い。
☆3.0
●第2話「最臭兵器」(岡村天斎監督)
映画を観るというのは、内容を追うだけではなく、音楽鑑賞でもある。と思えるほど、音楽に力が入っている。
当時に実写で映画化していたらチープな映像になっていたであろう。
戦車、戦闘機も登場する。
ハイクオリティのアニメ作品。
時代を超越する名作。
☆4.0
●第3話「大砲の街」(大友克洋監督)
音へのこだわりが半端ない。
絵の雰囲氣が日本離れしている独特の雰囲氣。
以外と平面的な奥行きのない絵のため、カメラのスライド移動時に目が痛くなるから大画面向きではない。
☆3.5
3つのEpisodeの平均☆3.5
3つ全てがOVA1本分以上のエネルギー!ありがとう岡村天斎
3部作だしアニメだしサクッと観れるだろうと思ったら熱量が凄くて疲れました
上映前にパンフレットとグッズもゲット
上映が終わったあと売り場に人が集まっててました
先に買っておくのをお勧めします
美少女は出ません
一発目から圧倒的な作画で描かれた美しいホラーSFで脳みそが疲れました…
2番目に岡村天斎監督の軽快な作品を挟んでくれてホントに良かった
戦闘機バリバリ、かっちょいいし軽いノリで魅せてくれるエンタメ。
ありがとう岡村天斎
作画MADで小間切れに観たあのシーンってこれだったのか!とアハ体験の連続でした
大友克洋がアニメの土台を固めてくれてたんだと改めて認識
天使の卵は2200円なのにこっちは1600円なのが謎でした。2200円でも観るけどなんで?
思い出を思い出す作品
昔、親かその弟(叔父)がVHSで録画していたのを観た記憶がある。一作目はよく分からず、二作目の迫力に幼心にハラハラしたのをよく覚えている。その後高校生くらいで大友克洋は知識の一つ程度には好きだった私はDVDをレンタルして2度目の鑑賞を果たす。やはり本当の意味でも別の意味でも解像度の上がった一作目は「哀しい話だな」程度に思ったような気もする。二作目の面白さは言わずもがなだが
今回4K上映ということで改めて観ると三作通してのシニカルな笑いは大友らしさが三者三様に詰め込まれていた。一作目「彼女の思い出」の脚本を担当した今敏の映画や漫画作品のほとんどを体験したことは、その「今敏作品に漂う憂いと笑いの交じり」をひしひしと感じさせる理由の一つとなっていただろう。監督脚本など大友克洋自らが担当した三作目「砲台の街」は、大友克洋全集を自分のことながら律儀に集めている私としては大友短編漫画にある現代社会のリアルを物凄く薄く密度の高い幕で覆ったような空気感とビジュアルの緻密さを感じた。
言いたいとこもよく分からなく言語化不自由になってきたので終わりにするが、タイトルにあるメモリーズという誰の記憶なのかもよく分からず統一感のない三作品がセットになっているのに何故か説得力のあるタイトル然としているように感じるのは、大友克洋の記憶の断片という意味と考えると飲み込みやすいのかも知れないと思った次第である
当時最先端の全てが詰まった作品群
ポスターの人は誰?
音楽>映像>ストーリー
Episode1「彼女の想いで」
→CGと革新的な画像処理技術が用いられた
Episode2「最臭兵器」
→膨大な取材をもとにしたリアルな描写に圧倒される
Episode3「大砲の街」
→全編をワンシーン・ワンカットで処理した
で、
音楽は上から、
菅野よう子、三宅純、長高寛幸、
オープニング・エンディングは、石野卓球が担当
映像面でもサウンド面でも、劇場ならでは、
4Kならではの魅力を感じられる作品群
だそうでして...
結局、ストーリーは二の次なんだろうなぁ⋯という感想でした。
脳天気な田中に若干イラッとしたしね。
大砲とか戦争とか、細菌兵器とか、なんか、ちょっと、しんどかったです。
とにかく、どれも起承転結の結が薄くて、あれ、おわり?で次が始まってた。
まっ、三部とも、やりたいことやったんでしょうねぇ⋯。
とりあえず、謳い文句通り、映像と音楽を十分に楽しんだ感じです。
大きなスクリーンで観たほうが良いのは確かでしょう。
久々見ると、違和感、面白く・・・
90年代アニメの至高
3つのオムニバス形式の作品。
1つ目で度肝を抜き、2つ目で面白おかしく、3つ目で斬新さを知る。そんな感じの作品だった。1つ1つが濃密なので、次の作品に慣れるまでがやや大変だった。
「STINK BOMB」
突然強大な力を手に入れた一般人というのはAKIRAを思わせる。主人公に一切自覚がなく、終始助けを求めに奔走するのがクスッとくる。そのまま都心に降りてくるのが最凶兵器たる所以だなと感じた。
オチも含めてグッド。
「CANNON FODDER」
2つが動だとすれば、これは静。大砲撃つために生活してんのか??と思わせる、可笑しい様子がワンカットで映される。大砲の迫力もだが、背景の描き込みが凄まじい。
その中でもなんと言っても「MAGNETIC ROSE」が至高。
広大な装飾の並ぶ不釣り合いな舞台に、あの世を思わせる未知の現象によるホラーが美しかった。
過去の想い出に囚われる登場人物たちの悲壮感が心に沁みる。
傑作
1作目の完成度の高さ
1本目が至高
面白すぎる
映画館でみる意味
95年公開なのに今も全く色褪せないクオリティに驚愕
95年にリアルタイムで鑑賞したが、「最臭兵器」以外はほぼ記憶になかった。
今の自分が観たらどんな感想を持つのだろうとの興味から30年ぶりに鑑賞した。
「彼女の想いで…」
もはやSFホラーと呼んでも過言ではないほど、SF×AI×ホラーテイストで、
あらためて実写で制作いただきたいくらい、実写観たい作品。
宇宙船の中のオペラ劇場のビジュアルの荘厳さには圧倒された。
95年当時でこの発想、おそるべし大友克洋。
「最臭兵器」
コミカルなのだが実は恐ろしくもある、そんな作品。
主人公田中信男の恐るべき鈍感力はおかしくもあり、相対する側に立つと
その無邪気さのなんと恐ろしいことか。ラストはそこが際立っていて面白かった。
このアイディアを思いついた時点で勝ちだと思う。
「大砲の街」
ビジュアルを魅せる作品だと思うが、街そのものが兵器になっていて、
街同士が大砲を撃ち合うという発想がすごいし、現代に置き換えて考えると恐ろしい。
3作ともに共通するのは、”恐怖”。その発想や紡ぎ上げ方が30年前とは思えぬ新鮮さ。
アニメーションの技術にもあらためて感嘆した。
80〜90年代の日本アニメーションがなぜ世界的に高い評価を受けているのかがよく理解できる作品の1本
フィルマークスのリバイバルプロジェクトにて本作の貴重な劇場鑑賞ができました
95年の初公開時に観ている気がするようなしないような、で鑑賞結果たぶん観てなかったかな
さすが日本アニメーション界を代表する大友克洋監督作品、画力とエネルギッシュな演出に圧倒されっぱなしの113分、現代のアニメーションとはひと味もふた味も違い、作品全体から作り手の鬼気迫る本気度がひしひしと伝わってきます(決して現代のアニメーションを見下げているわけではないので誤解なきよう)
本作は3話構成のオムニバス作品で大友監督は1,2話は脚本のみ、脚本&監督は3話のみ
特に1話目『彼女の想いで』が一番良かった、大好きな今敏監督の脚本作品、画がすごく好きでストーリーも神秘的でゴリゴリのSF感満載の作品、すごく惹き込まれました
2話目も普通に楽しめたけど、大友監督の3話目は退屈で寝そうになった、画のタッチが好きじゃないのと内容もイマイチでつまらなかった、というのが正直なところ
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